カテゴリー「かんだた農園」の記事

2013年5月17日 (金)

一緒に植えれば良く育つ「コンパニオンプランツ」

びっくりしたねえ。
いきなり31度だもの。

先週まで、朝の霜の心配をしていたのに、
この水曜日の長野の気温は、
全国の観測地点の中でも、
一番高かったそうだ。

その暑さの中、
畑の苗の植え込みをした。
日差しは強く感じるが、
湿度が無く、風が強かったせいか、
カラッとした暑さだ。

毎年のごとく、
長ナス、丸ナス、フルーツトマト、
万願寺とうがらし、タカノツメ、
善光寺キュウリ、、などなどの苗を、
一つずつ、ていねいに植えていく。

Huerta1
畑の肥料には、
EMぼかし菌というものをばらまき、
出来るだけ、少ない化学肥料で、
野菜を育てるようにしている。

さらに、
農薬はまったく使わないので、
病気や、虫が付かないように、
注意が必要だ。

そこで最近知ったのが、
コンパニオンプランツというもの。
いくつかの野菜を、
同じ場所に植えることによって、
互いに成長をを促したり、
虫の飛来を防いだりするという。

例えば、
ナスは長ネギと一緒に植えるといいらしい。

Hueruta2
そこで、
ナスの根元には、植え残っていたネギの苗を。
そして、金銀の反射テープを結びつけて、
苗の大敵、アブラムシの飛来を防いでいる。

トマトはニラと一緒に、
キュウリもネギと植えるといいらしい。
キャベツは間にレタスを挟むと、
モンシロチョウがやって来ないとか。

なるほど、薬を使わずとも、
そうやって、
虫や病気の予防、相互の成長の助けになるのだ。

薬を使わない野菜を育てるために、
こういう組み合わせは、
もっと工夫してみたいものだ。

そばの世界でも、同じようなことがあるのかもしれない。

例えば、
そばには「ルチン」という、
血管を強化するといわれている物質が含まれるが、
これは、少量のビタミンCと一緒に食べると、
吸収されやすいらしい。
だから、かんだたでは、
野菜とそばの組み合わせをお勧めしている。

あるお客様のおっしゃるには、
「そばには、日本酒!」
なのだそうで、
これもいわゆる「コンパニオンなんとか」なのかもしれない。


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2012年12月24日 (月)

自家製のネギと大根で冬の薬味〜冬ざれの畑風景。

クリスマスイブだというのに、
店で遅くまで仕込みに追われている、、、。
そば屋は残念ながら、
クリスマスとは、縁が無さそう。
それよりも、年越しそばと、正月営業の準備に、
しっかりと、専心していかなければ。

さて、
休日のごとに関わってきた畑も、
いよいよ、冬ざれの景色に囲まれるようになった。

Fuyuzare1
今年の夏は暑さが続いたせいもあり、
夏野菜は順調だったが、
白菜や大根などの秋野菜の種を蒔くタイミングがつかめず、
秋の収穫は、今ひとつだった。

それでも、たくさんの野菜を育ててくれた土に感謝し、
冬の間の一休みになる。

大根はビニール袋に入れて保存し、
ネギは一度掘り出して土の中に埋めておく。

Fuyuzare3
こうして、冬の間のそばの薬味を確保しておく。

周りを見れば、すっかりと枯れ野となって、
やがて来る雪を待っている様子。

Furyzare2
春の芽吹きの頃の景色もきれいだが、
こうした冬ざれの景色も私は好きだ。
冬の景色の中には、
なにか背筋をピンと伸ばすような緊張感が漂っているからだ。
誰かが言っていたけれど、
冬の植物は、枯れたのではなく、
次の春のためのエネルギーを貯えているのだそうだ。
だから、たまにはこんな道を歩いてみて、
そんな力の気配を感じてみたい。

そんな景色の中で元気に飛び回っている小鳥たち。
寒い寒いと縮こまっているのは、
私たちだけなのかなあ。

Fuyuzare

 

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2012年9月21日 (金)

白→うす緑→濃い緑→薄い茶色→黒っぽい茶色と変わっていくそばの実。

先日の休みの日に、やっと、畑に大根の種を蒔いた。

長野辺りでは、だいたい8月の下旬から、
9月の初めに種を蒔くのだが、
少し遅くなった。
もっとも、暑いうちに芽を出させると、
虫による害を防ぐために、ネットなどで、
覆わなくてはならない。
週に一回しか畑に行けない私は、
そんな手間はないので、
小振りになってしまうのを覚悟で、
遅めに種を蒔いている。

今年も、
三種類の種を蒔いた。
「総太り」という、いわゆる普通の青首大根。
「信州支那大根」は小ぶりの大根で、
中まで緑色になる。
甘味のある大根で、
正月過ぎごろのそばの薬味として重宝する。
そして「辛味大根」。
これは、肥料を少なめにして小さめに育てる。
そのほうが、辛味、風味が強くなるからだ。
冬の間、ご希望の方に、
この辛味大根のおろしたものを添えさせてもらっている。

ということで、
とらぬタヌキの、ならぬ、
とらぬ大根の皮算用。
うまく育ちますように。

Huerta1

向こう側は、
そろそろ使えそうな薬味用の長ネギ。
ついでに畑を一回り。

Huerta2
残暑が続いて未だに元気なオクラ。

Huerta4
こちらも暑さに負けない熱帯性の植物、モロヘイヤ。
脇から次々と出てくる新芽を摘んで、
さっと茹でて、刻んでぬめりの出たところをいただく。
スーパーで売っているものとは、
全く違うおいしさがある。

Hueruta3
赤くなり始めた「タカノツメ」。
冷凍しておいて、いろいろな料理に使います。

Huerta5
肉厚で焼いて食べるとおいしい「万願寺とうがらし」。

Huerta6
おなじみの「ゴーヤ」もまだぶら下がっている。
これは、刻んで、甘めの佃煮に。

Huerta7
落花生の花が咲いている。
この花が、地面の中に潜って実ができる。
毎年思うが、不思議な植物だ。

Huerta9
そうして、そばも、花から実へと変わりつつある。

そばの花は、虫などによって花粉が運ばれないと実にならない。
だから、たくさん花が咲いていても、
実際の実になるのは、その中の一部。
受粉すると、花から緑色の実へと変わっていく。

Huerta8
他の茎では、すでに、
茶色から黒っぽく熟成している「そばの実」もあった。

一度に一斉に実が熟さず、
同じ茎でも、まだ白い花が咲いていたり、
黒い実がなっていたり、、、。
そんなバラバラなところが、
そばの、魅力的なところ、、、、
いや、収穫するには、難しい作物なのだろうなあ。

ちなみに、
私の畑のソバは、
粉するほどの量はない。
トッピングに使う、そばの新芽用です。



 

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2012年8月24日 (金)

残暑の中で畑の野菜は元気!その元気をもらおう。

長野も厳しい暑さが続いている。


 「てにをはを省き物言う残暑かな」 

        戸恒東人(とつね はるひと)

 

この俳句のように、
あまりの暑さに、つい、物を言うのもおっくうになってしまう、
実に、そんな気分の残暑なのだ。
あっ、天気予報によれば、
まだ一週間はこの暑さが続くそうで、、、、。

さて、お盆期間中に休まなかったので、
先日の休みは、二週間ぶりに畑に行って、
野菜の手入れをした。

そして、
店で出た生ゴミを、
肥料となるように、畑に埋めてきた。

そば屋は、他の飲食店と比べて、
食べ残しなどの生ゴミの少ない業種といえる。
しかし、野菜屑や、出汁がらなどが
毎週結構な量になるので、
こうして畑に埋めている。

Bokashi

この容器は「ぼかし」用の容器で、
生ゴミに「ぼかし」という粉を振りかけて、
しっかり密閉しておけば、
野菜の肥料になるという優れもの。

「ぼかし」の中には、
EM菌という食物を分解する菌が入っているとか。

まめに手入れをすれば、
匂いも少なく、虫もわかない。
そして、畑の野菜のための肥料となるのだから、
一石二鳥といえるもの。

そうして、生ゴミを畑に埋めているせいなのか、
農薬を使わない私の畑には、
ミミズが多い。

いや、ミミズばかりではない。
土をひっくり返してみると、
トビ虫やハサミ虫や、よくわからないが、
たくさんの小さな虫達が動き回っている。

こういう虫達がいるというのは、
土の中に空気の隙間があるということ。
それが、野菜の根が張るのに、
とてもいいことだと、
自然農法をやっている方に聞いたことがある。

ただ、困ったことに、
これらの虫達を食べるために、
モグラが活躍していることだ。
モグラは、野菜は食べないが、
通り道にある根を、平気で傷つけていく。

モグラも、私と同じで、何事も楽な方を選ぶみたいで、
固い畔の部分は進まず、柔らかく起してある、
野菜の根っこの部分を掘り進むのだ。

周りの畑では、みんな、
モグラ除けの風車がカラカラと回っているので、
その音を嫌がるモグラが、
何もしていない私の畑に集まっている様子。

まあ、それも、自然の姿。
多少の被害は目をつぶろう。

農薬と化学肥料を使って、
虫の姿の全く見えない土でも、
見た目の立派な野菜はできる。

そういう野菜が好きな方はそれでいいかも知れない。
でも、食べるということは、
人間本来の持つ力を得ること。
様々な生き物の、生きる力を分け与えてもらうこと。

どうせなら、不格好でも、
生きる力を感じさせる野菜を食べたい、
食べてもらいたいなあ。

などといいながら、
そば打ちと同じで、
20年もやっている野菜づくり。
とにかく、
野菜が元気に育つことのできる、
土をつくっていかなければ。

Bokashi2

 
 

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2012年8月 6日 (月)

夏野菜で、身体を喜ばせたい。

すみません。
連日の暑さで、ややバテ気味です。

でも、暑いですね。
この暑さに、畑のナスもこの通り。

 

Nasu1

人間だって、こんな気分になってしまう。

しかし、ナスの世界では、
こんないじけた格好をしているのは、
ごく僅か。
暑さの中で、しっかりと、葉をひろげ、
実を膨らませているのだ。

そのナスを油で揚げて、
皮を剥く。
一個だけ揚げるとくるくる回ってうまく揚がらないので、
二個ずつ楊枝でつないで、ひっくり返して揚げれば、
まんべんなく火が通る。

 

Nasu2

皮を剥いたナスをそば汁に浸して冷やせば、
無農薬ナスの「冷やしナス」の出来上がり。

Nasu3

畑で芽を出した、そばの新芽を、飾りに使っている。

そんなことで、
この暑さの中、畑の野菜達は元気。
毎日、毎日、たくさんの収穫がある。

ええと、ずんぐりむっくりの善光寺キュウリ、
柔らかくて甘味のあるモロッコインゲン、
こぼれ種から育って、いまや雑草状態のルッコラ、
暑くなると急に元気になって実をつけるゴーヤ、
いびつな形だが、うま味のある万願寺とうがらし、
強い日差しを遮った、寒冷紗の下で育ったわさび菜、
長野独得の野菜、蒸かすとおいしい丸ナス。
モロヘイヤも、青じそも、ジュースにする赤じそもある。

暑い時には、
夏の野菜を食べると身体にいいと言う。
かんだたは、
そば屋だけれども、
そばを売るだけではない。
皆さんに、もっと健康に、元気になってもらうための場所。
そんな、野菜の元気を補給するガソリンスタンドみたいなもの。

そばだけでなく、
夏の野菜もたくさん食べて、
暑さに負けない身体を作りましょう。

で、
バテ気味の私も、
しっかりと、これらの野菜を食べて、
これからの忙しい季節を乗り切るつもり、、です。

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2012年6月15日 (金)

やってみなければ、分からないことばかりの畑仕事。

週一回の定休日にしかできない畑仕事。
それでも、野菜たちは、なんとか順調に育っている。

Hatake1
ナス、トマト、シシトウなどの苗も根付き、盛んに葉を伸ばすようになった。
トマトなどは、一週間でかなり伸びるので、毎週、支柱に伸びた芽をくくり付け、わき芽を摘む。

 

Hatake2
去年の秋に植えたタマネギは、
茎が倒れ始め、そろそろ収穫のころだ。
やや小粒だけれど、甘味の強いタマネギが採れる。

Hatake3

ジャガイも成長の早い野菜だ。
もう花が咲き始めている。
この花は摘み取った方が実のためにはいいらしいが、
なかなかそこまで手が回らない。

Hatake4
今週は二時間近くかかって、キュウリの支柱を立ててネットを張った。
去年はお盆の頃に、強い南風が吹いて、支柱全体が傾いてしまったのだ。
風の力の強さに驚かされたので、ことしは、柱の数を増やし、補強をした。

そして、その支柱に、ネットを針金で誘導しながら、ピンと、
たるみのないように張った。
実は、この、ピンと張ることが、けっこう大切。

最初の頃は、そのことが判らず、
たるんだままネットを張っていた。
そうしたら、そのネットに頼ってつるを伸ばしていくキュウリの重さで、
たるんだネットは下にずるずると落ちてしまう。
かくして、キュウリの茎が下の方に団子状に絡み合って、
そのすき間に、気づかずにいた巨大なキュウリが育っていたりした。
そういうことにならないように、
しっかりとキュウリが空に向かってつるを伸ばせるように、
ネットをたるみのないように張るのだね。

ここで畑を借りる20年前まで、
野菜づくりなんぞ知らなかった私は、
畑仕事なんぞ、簡単なものだと思っていた。
種さえ撒いて、苗さえ植えとけば、
勝手に野菜が育つものだと思っていた。
野菜づくりの本を読んで、
肥料や手入れは、その通りにすればいいと思っていた。

でもね、
実際にやってみると、その通りにいかないことが多いのだ。
たかが、キュウリのネットを張るだけでも、
実際にやってみないと、判らないのだ。

肥料はとにかくたくさんやれば育つと思って、
畑に撒けば、
枝豆は葉を茂らせるが実はならず、
トウモロコシは虫だらけ。
それぞれの作物に応じた、
適切な肥料が必要なのだね。

数多くの仕事が、
他から見ると簡単そうに見えても、
実は、それなりの工夫と努力の積み重ねだったりする。
そういうものを、大切にしてあげなくてはね。
実際にやってみないと判らないことって、
たくさんあるのだから。

ということで、
これからは、草取りに追われる季節。
でも、定休日の一日を潰しても、
私にとって、かけがえのない、野菜達なのだ。

ん!
やっぱり、野菜は勝手に育つのが一番。
そういう環境を作ってあげればね、、、。

 

 

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2012年5月25日 (金)

またまた畑仕事の季節。

先週はゴールデンウィークを休まなかったので、
2日間の連休をいただいて、畑を起こし野菜の苗の植え付けを行った。

その苗が、しっかりと、畑の土になじんだか、
心配だった今週のかんだた農園。

Huerta
まあ、今のところ、大丈夫のようだ。

長ナス、丸ナス(長野の独特のナスです)、善光寺キュウリ(これも長野特産)、万願寺、鷹の爪、中玉トマト、ゴーヤ、カラーピーマン、それと、今年初めて植えたみた食用ホオズキ。

苗は自分で作れないので、苗屋さんで買ってくる。
その苗屋さんの混んでいること。
畑でなくとも、自宅の庭や、アパートのベランダで野菜を育てる人が増えているとか。

農薬を使わないので、
大敵のアブラムシがよらないように、
一本一本の苗に銀テープを巻き付けておく。
そして、支柱で支えてやり、
きちんと育てよと、よく言い聞かせる、、、。

種で植えたのは、モロッコインゲン、枝豆、秋取りキャベツ、ミニブロッコリー、サラダカブ、ラディッシュ、水菜、わさび菜、ルッコラ、春菊、サニーレタス、などなど。
その前に、長ネギは約千本植えたし、ジャガイモの芽も出て来た。
赤じそや青じそは、去年のこぼれ種で生えてくる。
去年の秋に植えたタマネギはもうすぐ収穫。
今年も冬瓜、そして錦糸瓜などの、つる野菜の場所も確保。

ということで、忙しい野菜づくりの季節に突入。
忙しいけれど、いつもいつも、
新しい発見を与えてくれるのがこの畑。

野菜が元気に育ってくれることが、
私にも元気を与えてくれるのだ。
そして、収穫したら、お客様にも、
その元気を味わっていただきたいものだ。

で、今週も、
苦手を克服するために、嫌々ながら酒の味見。

Asasibori
なんと三年前の立春に絞った白馬錦生原酒。
それでもしっかりと、麹の香りが残っている。
いい酒は、時間が経っても飲めるのだね。

 

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2012年4月19日 (木)

畑仕事の助っ人「こまめ」君。

やっと、長野でも桜の開花宣言。
いつまでも雪が降ったりして、
しぶとい寒さにうんざりとしていたのが、
ここ一週間ほどで、一気に春になった感じ。

さて、かんだたでは、
長野市内を流れる犀川の河川敷に、
畑を借りて、
農薬を一切使わない野菜を育てている。

ほんの一部ではあるけれど、
店で使わせてもらっている。
薬味のネギや大根、
夏のナスやキュウリ、サラダ菜などなど。
春になれば、その畑仕事が一気にスタートする。

今年は、冬が寒かったのと、
週に一度しか畑にいくことができない水曜日に、
天候の悪い日が多く、
全く、畑の下準備が終わっていない。
いつもなら、冬の間に、少しずつ耕していたのだ。
ましてや、腰痛と脚のしびれに悩ませされるようになってしまった。
下草の萌え始めた土を、どのように起こせばいいか、思い悩むことになった。

五年ほど前までは、
古い耕耘機を使って畑を起こしていた。
でも、なにしろ古い上に、
機嫌が悪い。
動いたり動かなかったり、
その上、百坪ばかりの畑では、
大きすぎて持て余し気味。

そのエンジンが、ついに動かなくなってしまったので、
以後、ひたすらスコップと鍬を使って、
自分のお腹の中の燃料で畑を耕してきた。
耕耘機は欲しいが、
農機具屋に置いてあるものは、
私の畑にには大きすぎる。

で、
調べてみたら、
最近は家庭菜園用の、
小型の耕耘機が売り出されているではないか。

地元の農機具屋に問い合わせても、
そんなオモチャは取り扱わないよ、、、みたいな感じでらちがあかない。
で、ネットで注文すれば、
次の日には、ちゃんと、オイルを入れて、
試運転済みの耕耘機が送られてくる。
便利な世の中だ。

そこで、
畑デビューとなったのが、
ホンダの耕耘機、
その名も「こまめ」。

Komame
重さは27キロで、
私の軽自動車にも積むことができる。
エンジンも軽やかに始動。

まあ、以前のものに比べれば、
明らかなパワー不足ではあるけれど、
それでもそれでも、力強く土を掻き回してくれる。
草の生えているところや、でこぼこは苦手なので、
とっとと、進んで行ったりもする。

ちょっと、動かす感覚に慣れが必要だが、
僅か十五分ほどで、そこそこの面積を耕してくれた。

Komame2
こういう機械には頼りたくない、
とは言いながら、限られた時間、
限られた体力で、
皆さんに喜んでいただく野菜の育つ手伝いをするわけだから、
上手に使わなければ。

そうして、また、
今年も、あれを育てよう、
こういうことをしてみよう、
と思いをめぐらす、
畑仕事でいちばん楽しい季節でもあるのだ。

Komame3

 

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2011年11月21日 (月)

寒くなるとネギがおいしくなる。

長野は、比較的気温の高い日が続いてきたけれど、
ここのところ、ぐっと冷え込んできた。
もう、雪が舞ってもおかしくない季節となった。

寒くなっておいしくなるもの、、、
といえば、いろいろある。
などと考えだすと、
ブリ、牡蠣、松葉ガニ、ナマコ、河豚、シジミ、アンコウ、タラ、、、、
と、海のものが、
私の頭の中で行列を始めてしまって、
いやぁ、困ったものだ。

そういえば、
長野名産の鯉も、冬がおいしい。
小ブナの甘露にも捨てがたい。
おっ、ワカサギもあるぞ。

などと言うことはさておき、
私の畑でも、寒さにあたって、
ぐっと旨味を増している野菜がある。

白菜、大根、ホウレンソウ、
そして、これからお話しするネギだ。

ネギは、様々な料理に使われている。
このネギをほんの少し入れただけで、
肉の臭みをなくし、汁の塩味を滑らかにしてくれる。
何でも使える便利な野菜なのだ。

もちろんそば屋に欠かせない薬味に、
このネギを刻んで使っている。
また、鴨汁にも使うので、
かなりの量のネギが必要となる。

夏の間は、どうしても、
八百屋さんのネギに頼らなくてはならないが、
11月になって、やっと、
自家製のネギを使えるようになる。

ということで、
ネギの収穫。

Negi
これから、冬の間は無くなるまで、
この無農薬で育てた、自家製のネギを使う。

ネギはじっくりと育つ野菜だ。
ここ長野では、
前の年の9月頃種を蒔き、
冬の間苗を育て、
4月頃に畝を掘って植える。
それから、
少しずつ土を寄せて、育てていく。
これは夏の写真。

Negi3
夏は草取りがたいへん。
そうして、秋になって、寒くなると甘味が出て、
やっと、使えるようになるのだ。

蕎麦を食べる時には、
ネギは、あくまでも、薬味なので、
味は控えめに。
でも、そこはかとない旨味があるとうれしい。

薬味のネギを少しとっておいて、
そば湯を飲む時に、入れて飲むのもおすすめ。

霜にあたって、外の葉が枯れてきた頃が、
一番甘くなるんだなあ。
このネギを鴨の脂で焼いて、
鴨汁にもお付けしている。

そして、寒い間、雪が降ろうが、北風が吹こうが、
畑でのネギ掘りが、
定休日の仕事と、なる、、。

 

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2011年9月30日 (金)

冬瓜(とうがん)が店の中をパレードしている。

この夏は天候が不順で、
雨ばかりの日が一週間も続いた後に、
二週間の日照りがあったり、
急に暑くなったり、涼しくなったりで、
畑の野菜達もだいぶ戸惑ったみたいで、
あまり生育は良くなかった。

ところが、
そんな天候とは関係なく、
例年以上に、たくさんの実をつけたのがこちら。

Tougan1
写真では大きさが判らないが、
長さ50センチぐらいの大きな実になる、
冬瓜(とうがん)が、ゴロゴロと転がっている。

かくして、店の入り口もこの有り様。

Tougan2
こればかりではない、
まだまだたくさんあるのだ。

冬瓜は冬という字が入っているが、
実は夏の食べ物。
このまま置いておけば、
冬まで持つことから、こんな名前がついたらしい。

インドの原産で、
日本では、平安時代から食べられていたという、
伝統のある野菜なのだ。

水分が多く、
あまり栄養価は高くないが、
利尿作用のあるカリウムが多いので、
高血圧などの方にはおすすめ。

Tougan6
畑の野菜がたくさん穫れた時には、
知っている人におすそ分けをするのだが、
この冬瓜に関しては、
あげるといっても喜ばれない。

大きくて食べきれない。
皮が硬くて剥くのがたいへん。
味がしみ込みにくいから、
料理に時間がかかる、、、などなどで、
敬遠されてしまう。

ちなみに切って見るとこんな感じ。

Tougan3
さらに切ると。

Tougan4
中心部分の種と綿を取り除き、
まわりの部分を、皮を剥いてから、
料理に使う。
大きさの割に、食べる部分は、
ずいぶんと少なくなってしまう野菜なのだ。

今では、高級料亭などで使われているらしいが、
高級そば屋ではない「かんだた」でも、
味わっていただきたいと工夫しているところ。

例えば、、、。

Tougan5

冬瓜のゴマ酢和え。
冬瓜と鶏肉のコトコト煮。
冬瓜のらっきょう酢和え。
などなど、、、。

ちなみに、
冬瓜をそばに打ち込んだ、
「冬瓜切り」は、、、
、、、やりません。



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