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2015年10月15日 (木)

観光客であふれる金沢!

金沢の駅に降りて、びっくりした。
どうして、こんなに人がいるのだ。
駅前には、立派なアーチがあり、
近代的な建物に囲まれている。
何しろ、私の金沢駅の記憶といえば、
三十年近く前で、
駅前といえば、うら寂しい、古い建物が並んでいたのだ。

自転車を借りて、有名な「近江町市場」へ行けば、
カメラを構えた観光客がぞろぞろ。
ちょうど昼時とあって、市場の中の食堂には、
どこも長い列ができていたりする。
観光客の目当ては、一杯三千円近くする海鮮丼。
店頭の写真を見ると、
エビ、カニ、サーモン、マグロ、イクラなんぞが、
どんぶりに溢れんばかりに盛られている。
あれ、地元の魚は?

ということで、
私は、ちょっと奥まったところの食堂で刺身定食1,200円。
天然のブリ(まだワラサ級だけれど)、スズキが、かなり厚めに切ってあって、
これで充分。

Photo
今回の旅の目的は、美術館で絵の鑑賞。
「鴨居玲(かもいれい)」という、
前から気になっていた画家の作品を、
じつに、静かな雰囲気の中で堪能することが出来た。

思った以上に、迫力のある作品だったので、
美術館を出て、
直ぐ目の前の、回遊式庭園として有名な「兼六園」で、
静かに頭を冷やそう、、、、、
と思って入場券を買って入った。
ところが、ところが、
中に入って、これまたびっくり。

あれだけの広い庭を、
埋め尽くすぐらいの人で溢れている。
共通のワッペンをつけた、
日本人の団体もいれば、
中国、あるいはほかのアジア系の人達の団体もいる。
欧米人らしきグループもいたり、
アラブ系と見られるツアー客もいた。
その中で、結婚式の延長なのか、
新郎新婦を先頭に、ぞろぞろ歩く集団もいたりして。
確か今日は、平日だったよなあ。

金沢城は、
昔は大学があって、中には入れなかったのに、
今では、いくつかの建物が復元されて、
すっかりと整備されている。
こちらも、多くの人が、
行ったり来たり。
そういえば、浅野川の向こうに、
古い建物が残る、茶屋街があったなあ、
と思いだして、
借りた自伝車でキコキコと行ってみる。
(実際には、よく手入れされた自転車で、
キコキコ音がすることはない。
 私の骨の擦れる音かもしれない、、、、。)

と思って行ってみると、
ここもぞろぞろ人が歩いているではないか。
午後の四時過ぎ、
どうして、こんなに人が歩いているの。
長野の善光寺だったら、
土産物屋は店じまいを始める頃なのにね。

人通りの途切れるのを待って、
写真一枚。

Photo_2

う〜ん、
金沢は、北陸新幹線の開通の影響もあって、
観光客の興味を引いているようだ。
でも、
それだけではない。
何気ない街並みを、
観光客の期待に沿うように、
長い時間と、お金をかけて、
作り上げてきたのだね、
古いものだけでなく、
今回は行かなかったが「21世紀美術館」のように、
新しいものを引き入れている。

こういうところは、
長野の街も、見習っていいと思う。

でもねえ、
観光客だけで溢れる街も、
また一つ、深い魅力に欠ける気がする。
住む人と、訪れる人との、
本音でのやり取りができるような交流が、
自然にできればいいのになぁ。

とにかく、
長野から金沢は近くなった。
今までは、JRの会社をまたいでいることもあって、
列車の接続が悪く、四時間近くかかっていた。
それが、北陸新幹線では、一時間と少し。
帰りに、
金沢駅を出た時に、
プシュッと開けた缶ビールが、
お酒が苦手な私が、飲み終わらないうちに、
「まもなく長野に到着します。」
のアナウンス。
あ〜あ。

、、、、二本目ですけれど。

「乗り物は早くなった。
 人は孤独になった。」
古いチャップリンの映画の中に、
そんなセリフがあった気がする。

Photo_3

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