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2015年1月13日 (火)

そば打ちはラテンのリズムに乗って。

  百人の蕎麦食う音や大晦日

などと、落語の枕に使われる、
古い川柳がある。
皆さん、年越しそばは召し上がりましたか。

さて、店としては、年末の年越しそばの用意から、
正月の賑わいへと、
一年でもっとも高い大波を、
なんとか乗り越えたところだ。
このブログの更新もできず、すみません。

ありがたいことに、皆様から、
年越しそばのご用命をたくさんいただき、
特に発送分は、早めに締め切らせていただいた。
だから、暮の30日と31日は、
店の営業は休み、
寒いそば打ち場にこもって、ひたすらそば打ちをしていた。

そば打ちを、一日に十回以上続けてやっていると、
なんとも、耳が寂しい。
といって、ラジオなんぞをかけていると、
つい聞き入ってしまって、気が散ることになる。
好きな音楽でもかければいいと思うが、
私の好みのジャズなんか、
マイルス・デイヴィスやビル・エバンスなんぞをかけてしまっては、
ある飲み物が欲しくなって、そば打ちどころではなくなる。
パソコンに入れてある、
若い時に好きだった曲も、
いろいろと思い入れがあるので、
その世界に入り込んでしまって、仕事が疎かになりそうだ。

村上春樹のある小説の中では、
いつも、パーシーフェイスを聞きながら仕事をしている、
クリーニング屋さんが何回か出てくる。
それならば、私はポール・モーリアでも聞きながらと思うが、
この種の音楽は、そば打ちにはテンポが合わないようだ。

最近は便利なもので、
インターネットを通じて、
気軽に曲を聞けるようになった。
それならば、ということで、
陽気なラテンの音楽を、そば打ちのBGMとすることに。

まずはグロリア・エステファン。
この人はアメリカで有名になったけれど、
キューバの出身で、
スペイン語の陽気なアルバムも何枚か出している。

そしてラテンの貴公子と言われたリッキーマーティン。
この人の歌は、パワフルでいいね。
一時は流行ったけれど、今はどうしているのかな。

そして、エンリケ・イグレシアス。
父親譲りの甘いマスクで中南米で人気なのだそうだ。
お父さんは、もちろん、日本でもおばさまたちにファンが多かった、
あのスペインの歌手、フリオ・イグレシアス。

次はカリブの島、ドミニカのフアン・ルイス・ゲラ。
この人の曲のリズムは独特でバチャータというのだそうだ。
世界的なヒットとなった「コーヒーの雨が降ればいい」は、
今聞いてもいいなあ。

で、ちょっと浮気してレゲエなんぞを聞いてみる。
もちろんボブ・マリー。
「アイ・ショット・ザ・シェリフ」なんて、一緒につぶやく。
えっ、警官を撃ったって。

それから、スペインの比較的新しいグループ、
ラ・オレハ・デ・バン・ゴッホ。
なんと「ゴッホの耳」という意味のバンドなのだ。
こちらは、ラテンのリズムにこだわらず、
幅広い音楽を聞かせてくれる。

という感じで、
そば打ちを終了。

皆さんにお送りした年越しそばに、
ひょっとしたらラテンの味が、混ざっているかもしれない。

でも、
年越しそばをご注文いただいているのは、
多くの顔見知りの、あるいは、メールや電話などで、
何回もやりとりをしているお客様。
そんな顔を思い浮かべながら、
一つ一つ、丁寧に、
打ったつもり。

遅くなりましたが、
みなさまにとって、
今年もいい年になりますように。

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