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2014年4月21日 (月)

高校生が挑む「そば打ち甲子園」。

少し前のことだが、
新聞をみていたら、
長野の高校生が、
そば打ちの全国大会に出場するという。

何のことかと思ったら、
今回で四回目を迎える、
全国高校生そば打ち選手権大会というのがあるそうだ。
通称「そば打ち甲子園」。

長野からこの大会に出場するのは、
県立吉田高校の戸隠(とがくし)分校の「そば部」なのだそうだ。
戸隠と言えば、そばの本場ともいえる場所。
そこの高校生が、
そば打ちのクラブを昨年から立ち上げて、
練習に励んだのだそうだ。

その大会は、
今月の初めに、
東京で開催された。
場所を聞いてびっくり。
東京ビックサイト。
それだけの人が集まるのかな、
とおもったら、
開催中の食品展示会の一角で行われたそうだ。

でも、全国から集まるそば打ち高校生たちにとって、
刺激的な場所ではないだろうか。

今年の参加は13校という。
個人戦と団体戦があり、
そば粉500g、つなぎ粉200gの粉を使って、
制限時間40分のそば打ちを行って、
その技を競うという。

今年の優勝校は前年に引き続き、
北海道、幌加内(ほろかない)高校。
なるほど、
そばの生産量の多い北海道でも、
トップクラスの産地だ。
ここの高校では、
そば打ちは必修科目という。

準優勝が群馬の利根(とね)実業高校、
三位が、北海道の新得(しんとく)高校。
いずれも、名の知れたそばの産地だ。

残念ながら、
長野、吉田高校戸隠分校は入賞しなかった。
でも、これを機に、地元の高校生たちが、
そば打ちに励んでくれれば、、と思う。

地味なそば打ちに、
高校生たちが、
体育会系のノリで挑んでいる。

これは、
私も、うかうかしていられないぞ。
すぐに、彼らに、追いつかれてしまいそうだ。
やっと花盛りになった、
長野の桜に、
心浮かれている場合ではないなあ、、、、。

Sakura

 

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2014年4月14日 (月)

「そば打ち段位」を持つ人が一万人を超えた。

そば打ちを趣味でされている方は、
けっこう多いみたいだ。
そういう人たちを対象に、
「素人そば打ち段位」という認定制度がある。
これは、全麺協という団体が行うもので、
初段から五段までの各段階があると言う。

その、段位を持った人が、
全国で、一万人を越えたというのだ。
へえー、
それだけ、そば打ちに熱心な方々がいらっしゃるのだ。

認定の審査は、
実際にそば打ちをして採点されるそうだ。

例えば、初段であれば、
「人前に出せるそばが打てる」ということで、
そば粉500g、つなぎ粉200gのそばを打つ。

二段になると、
「そば打ちを人に教えられる」といううことで、
そば粉800g、つなぎ200gのそば。

三段はそば粉1200g、つなぎ300g。

四段はそば粉1400g、つなぎ100g。

五段はそば粉1500g、つなぎは無し。

それぞれ40分の制限時間があるのだそうだ。

さらに、四段以上は、
そば打ちを広める活動をしているなどの、
そば打ちに対する姿勢も評価されるそうだ。
五段には、筆記試験もあり、
そば全体の広い知識が求められる。

その問題集を、
少し覗いてみたが、
私の頭の中は「???、、、、」という状態。
レベルが高いのだ。

その最高峰の五段を持った人が、
今、33人もいるそうだ。

この段位は、
単なるそば打ちの技術を競うのではなく、
そば打ちを、世の中に広めていこうという人を、
育てようとしているのだね。

さあ、
私のようなプロのそば打ちだって、
うかうかしていれば、
素人の皆様に追い抜かれてしまう。
いや、
もう追い抜かれているかなあ、、、、。
まさかね。

 

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2014年4月 7日 (月)

音威子府は北海道で一番小さな村。

北海道には、
そばの産地が多い。
それもそのはず、国産のそばの、
半分近くを生産するところだ。
いきおい、大規模な生産を行っているところが多い。

先日、そば粉屋さんから聞いたのが、
音威子府村というところ。
字を見たときは、何と読むのか戸惑ったけれど、
「オトイネップ」というのだそうだ。

地図で見ると、北海道の北の方、
稚内に近い場所にある、内陸の村だ。
冬には、マイナス30度ぐらいになる、
寒いところらしい。
しかし、夏には30度を超える日もあるという、
気温差の激しい場所のようだ。

村のホームページに依れば、
「北海道で一番小さな村」
という。
なるほど、人口は千人に満たないのだ。

しかし、この村では、
毎年、500トンを越えるそばを生産しているという。
大規模な農家が多く、
乾燥、保存の設備が整っていて、
製粉屋さんのあいだでは、
評価が高いのだそうだ。

なるほどなあ、
そういうところがあったとは知らなかった。

私の使うそば粉は、
長野産にこだわらず、
そば粉屋さんにおまかせして、
国産のいくつかの産地のものを合わせて使っている。

いつもは、北海道だと、
幌加内産を使うことが多いが、
昨年は天候不順があったので、
今は、この、音威子府産も使っているとのこと。

もっと、
生産地のことも知らないといけないなあ。



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2014年4月 1日 (火)

〜あたしゃも少し 背が欲しい〜

  〜〜金もいらなきゃ女もいらぬ
     あたしゃも少し 背が欲しい〜〜

などという言葉を、
決め台詞にしていたお笑いグループがあったなあ。
もう、大昔のことだけど。

そういう私も、
子供の頃から、
背が低かった。

小学校や中学校では、
朝礼の時、クラスごとに背の高さの順に並ぶのだが、
いつも、一番前が指定席。
中学になれば伸びると言われ、
確かに、その通りに背が伸びたのだが、
他の人の方の伸びの方が大きかった。

男ばかり三人兄弟の中でも、
どういう訳か、
一番背が低い。
小学生のころからやっていた柔道のせいか、
はたまた、中学時代に、
毎日、重い束を担いで走る新聞配達をしていたせいか。
それとも、親の因果が、、、、。

大きくなって、
背が伸びないのは、
栄養不足のせいだと、
もりもりと食事をとったら、
伸びたのは横方向だったね。

でも、
背が低いからと言って、
生きていく上で、それほどの困難があるわけではない。
時々、背の高い人たちの会話が、
ビルの三階あたりの話に聞こえたり、
周りを見回すことができない人ごみが、
どちらかというのが苦手だったり、
既製品のスーツの袖の丈が、
長過ぎたりする程度だ。

そばを打つのも、
道具を私の背の高さに合わせて作ってある。

そば粉を捏ねる木鉢の高さも微妙だ。
肘を落として水回しができ、
腕を延ばして、体重をかけて捏ねることのできる高さ。
自分で台を作って、何度か調整をした。

打ち台は、
真っすぐ立って、
手の指の付け根の高さということで、
大工さんに作ってもらった。

きっと、背の高い人が、
私のそば打ち場でそばを打つことがあったとしたら、
かなりやりにくいことだろう。
毎日の仕事だから、
私の身体に合わせた道具を使うことが、
無理なく長続きするコツなのだね。

ところが、
私の身体に、合わせてくれない道具がある。

そばを茹でる釜だ。
こちらは、規格で決まっているので、
使う人の背の高さに合わせて、
変えることができないのだ。

釜の湯は、手前から奥に向かって回るようになっている。
だから、そばを掬うときには、
揚げざるを、奥の方から立てるようにして入れ、
ゆっくりと、そばを手前に囲い込むようにして、
一気に掬い上げる。

金魚すくいのように、
横から掬ってはダメなのだ。

その釜の奥まで揚げざるを入れるのには、
手をいっぱいに伸ばさなくてはならない。

今使っている釜は、
それでも、前銅壺(湯タンク)のないタイプなので、
私の背丈でも、充分に届くことができる。

でも、
お客様が混み合う時には、
もう少し、大きな釜が欲しい気がする。
以前に展示会で試したが、
前銅壺のの付いた大型の釜は、
私の背丈では、扱うのが難しそうだ。

お出しするそばの量より、
そばの質の方が大切。
私の出来る範囲のことをしよう。
まさに「身の丈」にあった商売が、
一番なのだろうなあ。

それでも、
時々思ったりする。

 〜あたしゃも少し 背が欲しい〜 

てね。

Kama


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