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2013年12月 7日 (土)

米には産地を表示する義務がある。

夏の初めの頃、
昼の営業を終えた頃に、
背広姿の人が二人、店を訪ねて来た。

また、なにかのセールスかな、
と思って対応したら、
首から提げたカードを見ると、
なんと農水省の職員さん。
あれ、何の用かなと思ってお伺いすると、
「お米のトレーサビリティ法の実施確認にきました。」
とのこと。

ええっ、トレーサビリティ法の確認?
なんで、私のようなそば屋に?
と思ったら、
「いなりを提供されているでしょう。」
といわれる。
あっ、ちゃんと、調べてから見えられたのだね。

Inari

たしかに、
私の店で使っている米を使っているメニューは、
「いなり」だけだ。

二年前に施行されたこの法律によると、
米を扱う営業者は、
仕入れた時に、その産地の分かる伝票を使用し、
それを三年間保存しなければいけない。
そして、販売者に、
その産地を分かるようにしなければいけないのだ。

つまり、
私のような飲食店では、
お客様に、産地、
といっても、国産か、外国産かをわかるように、
メニュー、または、店内に表示しなければならないのだ。

私は飲食組合の講習会でそれを教わっていたので、
メニューの「いなり」のところに、
いちおう「国産米使用」と書いておいた。

それを農水省の方に見せると、
写真をバシッ。
納品書を見せて欲しいとのことで、
別にファイルしてあった米の伝票に、
ちゃんと「国産」の表示のあることを確認して、
写真をバシッ。
現物の米の袋を見せて欲しいとことで、
米の袋を中身ごと、よっこらしょと持って来て、
品質表示のラベルに「国産」とあることを確認して、
写真をバシッ。

それで、
特に問題はなかったようで、
「それではこれで報告書を作りますから。」
といわれて帰って行かれた。
一体誰に、報告するのだろう。
ふぅ。

数年前の、汚染米の事件があってから、
米の流通の透明性を保つために作られた法律。
確かに、法律は施行されても、
その法律が、きちんと機能するように、
現場や末端まで徹底しなければ意味がない。
だからといって、
まさか、私の店まで、確認に来るとは思わなかったなあ。

これからは、
ますます、外国産の米が日本に入って来て、
米の流通は複雑になって行くだろう。
消費者の安全と選択肢を与えるために、
業者としては煩雑ではあるけれど、
必要な法律なのかもしれない。

よくみると、
おやつに食べるセンベイの袋にも、
「米(アメリカ産、国産)」などと書かれているし、
味見のために嫌々飲んでいる日本酒の瓶にも、
「米(長野県産)」などの表示が見られる。

今問題になっている、
飲食店のメニュー表示にしてもそうだが、
これからは、
食べ物に関しては、
もっと、透明性と正確性が求められてくるのでは。

ということで、
かなり表示が曖昧な、
「そば」もトレーサビリティ法を作って、
産地を表示するようにすれば、
面白いのだが、、、

、、、なんてことを言えば、
業界の人には、嫌われるだろうなあ、、。

Inari2

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