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2013年7月 5日 (金)

初心を思い出しながら。

時々、「どうしてそば屋を始めたのか?」と、
聞かれることがある。

あれっ、どうしてだっけ?
そう聞かれて、
あわてて、自分の記憶の糸をたぐって、
それらしい理由を見つけたりする。

雑誌やテレビの取材で聞かれると、
こんなふうに答えていたりする。
「皆さんに、健康的、自然な食べ物を召し上がっていただいて、
 健康で長生きしていただきたいからですよ。」

自分で言っているのに、
何かわざとらしく聞こえてしまう。
どこかに、無理がありそうだ。

私が、そば屋を始めるきっかけは、
いくつかある。
でも、その中でも、
ある経験のことが大きく響いている気がする。

若い時に知り合った、
仲の良かった友人が、
病気で亡くなった。
その人は、
闘病の中で、
若い頃の食事の不摂生を、
特に嘆いておられた。

その頃は、
私だって、そんなに食事に気をつけていた訳ではない。
でも、調べて見ると、
今、
流通している食べ物には、
いろいろな問題があることが判ってきた。

店に食べにいっても、
そんなことに気を使うところはほとんどなかった。

せめて、
徹底は出来ないかもしれないが、
その友人と、自分が、安心して食べられる食べ物を出す店を作ってみよう。
そういう思いが、最初のきっかけだった。

でも、
このことを語るのは、
なかなか難しい。
ともすると、自分だけの思い込みと、
安易な「まとめの言葉」で片付けられてしまいそうだからだ。

でも、
やっぱり書かずにいられなかった。

年に二回ほど発行して、
住所をお教えいただいたお客様に発送している「かんだた瓦版」。
そこに、書かせていただいた。

早くも何通かのお返事を頂いた。
皆さん、それなりに心のひだを深くされておられるのだね。

ちょっと、辛い思い出だけれど、
このことを忘れず、
「うまい!!」でけではなく、
身体が、お腹が「おいしい!!」というそばを、料理を作っていきたいと思う。

今回の瓦版をデーターにしましたので、
よろしかったら、ご覧あれ。
直接、画像に飛んでしまうので、
お使いのブラウザの「戻る」ボタンで、
こちらにお戻りください。

かんだた瓦版 16号 表

かんだた瓦版 16号 裏

 

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