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2012年11月 6日 (火)

そば店新規開業!〜厳しいことを言いますが。

総務省統計局の家計調査によると、
一般家庭の外食への支出金額は、
ここのところ毎年、減り続けている。

平成12年を100とすると、
平成23年は二人以上の世帯で85.6。
単身世帯で68.8となっている。

単身世帯では、十年余りで30パーセント以上も、
外での食事にお金を使わなくなっているんだ。
その分、コンビニ弁当や総菜などの、
中食といわれるものが増えているようだ。

また、家計には入らない、
サラリーマンの昼食代だって、
一時は800円台だったものが、
先日のニュースでは、500円前後と、
大幅に下がっている。

企業も、接待などの外食を控えているのは、
すでに知られていること。

かくして、日本の外食産業の売上は、
じわじわと減り続けているのだ。
あるデーターによると、
平成9年が売上のピークであり、
以後、飲食店の全体の売上は下がり続け、
現在はその当時から20パーセントも減少しているという。

さらに、目前に迫った消費税の値上げが、
縮小傾向に弾みをつけるのではないかと、
業界内ではささやかれている。
ほら、値上げの前に家や車や、
大きな買い物をしようとするでしょう。
だから、他のものを節約しなければ、、、
ということで、飲食代は削られるかもしれない。

そのようなこともあって、
いまや飲食業は、成長産業ではなく、
衰退産業となっているのだ。
その中で、残された売上を取り合って、
大手の寡占化が強まり、
個人店の営業はかなり難しくなっている。

そば屋だって、
その影響を大きく受けている。
何十年もやってきたような店だって、
安泰としていられない状況のようだ。

その中で、新規にそば屋を開こうとしている方々がいる。

こうしてブログを書いているせいか、
何人かの方にアドバイスを求められることもある。
でもね、応援してあげたいのはヤマヤマだけれど、
私も、自分の仕事で手一杯。
せいぜい、がんばって下さいというよりほかはない。

ただ、このような外食産業の状況の中で、
新しく店を開くのは、
なかなか難しいことを、分かっていて欲しい。

成長期、あるいは拡大期には、
必ず消費の隙間ができて、
そこに、店を作ればやって来れた。

でも、今のような減退期には、
開店するということは、
言い方は悪いが、
他の店から売上を奪っていくということ。
よっぽど強い理念と、
魅力と、インパクトがなければ、
お客様を奪えない。

新しい発想と、
強い力が必要なのだ。

他の店のやり方を真似てもだめ。
今までにない、
見たこともきいたこともないような、
店づくり、
商品づくり、
そして「そば屋のオヤジ(オカミ?)」づくりを、
しなければ、新しい店の存在を示せないだろう。

今までも、
いろいろなメールをいただいたが、
強い理念を示す人は少ない。

これから世の中に、
身一つで飛び出そうというのに、
意外と内向きな、
個人の事情を並べ上げる人が多い。

これからそば屋を始める方には、
もっと、もっと、
大きな夢を持っていただきたい。
そばで、世の中を変えるぐらいの、
気迫を抱いていただきたい。

そうして、
もっと、そばを食べる人を増やして、
日本中を、健康で溢れさせよう。




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