« そばの実の乾燥状態のチェックが大切。 | トップページ | 生産意欲を高めてくれるか「戸別所得補償制度」。 »

2012年10月25日 (木)

農家がそばを出荷する時に「一等」「二等」などの等級がある。

店に来たそば粉屋さんがこんなことを言う。

「今年は一等が入りましたよ。」

えっ、宝くじの一等が当たったの、、!
すごいなあ〜〜。

いえいえ、
よく聞いてみれば、
宝くじではなく、
玄そばの一等が入ったとのこと。
いわゆる「一等蕎麦」。

なんだ、ということなかれ。
「一等蕎麦」は貴重な存在なのだ。
「一等」と表示された玄そばを見ることなんぞ、
ほとんどなかったそうだ。
少なくとも、今まではね。

実は、畑で作られたそばにも、
米と同じように、
出荷する時に付けられる等級がある。

検査によって、
「一等」「二等」「三等」「等外」と、
分けられるという。

内容はといえば、
例えば一等だと、次のようになる。
容積率(一リットルあたりのそばの重量) 610グラム以上
整粒(形の整ったそばの割合) 95パーセント以上
水分含量 16パーセント以下
被害粒や未熟粒 5パーセント以下

きちんと資格を持った検査員によって、
このような、等級分けがなされるそうだ。

なるほど。
ところが、一般的には収穫されたそばは、
いわゆる市場で取引されることはほとんどない。
生産者、または組合などと業者の間で、
相対(あいたい)で取引されることが多い。

だから、
ほとんどこの等級検査を受けずに、
流通していたようだ。
はっきりとは分からないが、
検査を受けて、等級を
つけてもらったそばは、
せいぜい一割と少しぐらいだったらしい。

今までは、、、。

それが去年から等級検査を受ける率が、
グンとあがったようだ。
それは、政府の行っている、
農家への戸別所得保証制度のため。
そばの等級によって、補助金の額が変わるためだ。

この制度は、そばを生産する農家に、
そして、そばの業界に大きな影響を与えているようだ。
もっとも、私のような、末端の小さなそば屋には、
今のところ何の恩恵も影響がないが。

この戸別所得保証制度についても、
一応知っておかなければいけないね。
ということで、
その話は、また今度。

あっ、
そばに等級があるというと、
誤解する人がいるかもしれないので一言。
けっして「一等」だから、
おいしいとか、いいそばだとかいうことではない。
これは、あくまでまも、
出荷管理のための基準。
食味とか、麺を作る適性とは関係がないので、
お知りおきを。


→→→人気blogランキング

 

 

 

 

 


|

« そばの実の乾燥状態のチェックが大切。 | トップページ | 生産意欲を高めてくれるか「戸別所得補償制度」。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そばの実の乾燥状態のチェックが大切。 | トップページ | 生産意欲を高めてくれるか「戸別所得補償制度」。 »