« 信州産夏そばの「夏新」。 | トップページ | 今年は早まりそうな「新そば」への切り替え。 »

2012年9月 4日 (火)

爽やかな香りの「すだちそば」。

あるところから、
徳島の特産品である「すだち」と、
信州のそばを掛け合わせたメニューを、
作ってみませんか、という企画が持ち込まれた。

「えっ、すだち?」
と言って、私の頭に浮かんだのは、
一昨年の豊作の時に、
何年ぶりかで食べた「まつたけ」の姿。
その日の朝採れたまつたけを、
一本丸ごとを網焼きにして、
熱いところを手で裂きながら、
塩と「すだち」を絞って食べる。
そのおいしいこと。

ということで、
「すだち」を使ったメニューは、
「焼きまつたけのすだち絞りそば」
ということに、決まりかけたのだが、、、

誰が「時価」と書かれた、
一杯一万円以上もするそばを食べるのだろうか?
あえて、そばに載せなくたって、
まつたけだけで食べた方がいい!!!
ということで、ボツ!

ならば、「すだち」とそばだけで、
がっちりと組み合ったそばを作ろうということで、
工夫させていただいた。
冷やかけにするのだが、
「すだち」の酸味が加わっても負けない、
しっかりとした汁づくりが苦労したところ。

ちなみに「すだち」は、
生産量の98パーセントが徳島産なのだそうだ。
露地物と呼ばれる、香りや味の、
もっとも濃いものが出回るのが、
8月下旬から、10月初めなのだそうだ。

徳島の農家から、
送ってきた、特上品の「すだち」。

Sudachi1

私も今まで気がつかなかったが、
確かに、この季節の露地物のすだちは、
他の季節の「保存もの」や「ハウスもの」とは、
違うおいしさを持っている。
ただ、すっぱいだけでなく、
ほんのりとした、甘い香りを伴っている。
皮も薄くて柔らかい。

一年中出回っているので知らなかったが、
そうか、「すだち」にも旬があるのだ。

そこで、皆様に試していただくことになったのが、
こちらの「すだちそば」。

Sudachi3

冷たいそばの上に、
薄く輪切りにしたすだちを、
たっぷりと載せてみた。
このすだちを箸で潰し、
すだちの香りを汁に移して、
そばを召し上がっていただけたらと思っている。
すだちを口に含んで、
添えられた小皿に出していただいてもいい。

このように、小皿の皮入れを用意させていただいているのだが、
中には、全く皮が残っていらっしゃらない方もいる。
そう、皮ごと食べてしまわれているのだね。
それもご自由。
苦みの少ない、この時期のすだちだからこそ、
できることなのかもしれない。

この「すだち」の企画には、
長野市内の四つのそば店が参加している。
それぞれに工夫を凝らしたメニューを考えておられる。

どの店も、だいたい9月いっぱいまでの期間限定。
詳しくはこちらのホームページをどうぞ

むすぶ食文化プロジェクト

 

Sudachi2

→→→人気blogランキング

 

 

 


 

|

« 信州産夏そばの「夏新」。 | トップページ | 今年は早まりそうな「新そば」への切り替え。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 信州産夏そばの「夏新」。 | トップページ | 今年は早まりそうな「新そば」への切り替え。 »