« 新鮮な肉の方がリスクが高いカンピロバクター。 | トップページ | 「えのき氷」再び。 »

2012年9月29日 (土)

北海道産の新そばに切り替え。

8月に、仕事もかねて北海道へ行って来られたお客様が、
こんなことをおっしゃっていた。

「いやあ、北海道は、1人で車を運転していくものじゃないよ。」

なぜかと聞けば、
あまりに広すぎて、運転に飽きるからなのだそうだ。
なぜ飽きるかと言えば、景色に変化がないからとおっしゃる。

とにかく、牧草地の中を走っているかと思えば、
15分も、20分もずっと、牧草地なのだという。
湿原地帯も、うんざりするほど、同じ光景が続くらしい。

旭川の近くの幌加内(ほろかない)を通ったときも、
そうだったという。
最初は珍しいと思った風景も、
20分、しかもかなりのスピードで走ったのに、
同じような光景が広がっていて、
ほとほと、うんざりしたそうだ。

その光景とは、
白いそばの花が、道の両側のなだらかな丘陵地帯に、
一面に咲いているという光景。

「長野だったら、そば畑の横に牧草地があったり、
ちょっとした畑があったりするのに、
幌加内というところは、本当に、そばの花しかないんだよ。」

私は北海道に行ったことはないが、
いかにも実感が伝わるお言葉。

そう、お客様の通られた幌加内は、
国内産そばの半分近くを生産する北海道でも、
指折りの産地。
内陸性の、温度差の大きさが、
いいそばを育てるのだね。
きっちりとした生産管理が行われ、
質の高いそばを出荷しているところだ。

そのお客様が見られたそばの花が、
今は、実となって、
いや、粉となって、
私の店に届いた。

新そばに切り替わるには、
ちょっと早いのではないか、、とは思いつつ、
「信州産夏そば」を混入しながらも、
膨らみ感のだいぶ失われた夏を越したそばに、
やや苦労を感じてきたところなので、
今年は早めに新そばに乗り換え。

打っていても違う、プリプリとした弾力に、
新そばの勢いを感じる。
水加減もだいぶ変わるしね。

ということで、
今年も「新そば」になりました。
何と言っても、喉越しは、
夏のそばとはまったく違う。

だけど、皆さん、
急がなくていいですよ。
まだまだ、早出しの、若い感じのするそば。
味の落ち着く、来月の半ばぐらいからが、
、、
、、、本当のおすすめ。

Sobanuebo




→→→人気blogランキング

 

 

 

 

 


|

« 新鮮な肉の方がリスクが高いカンピロバクター。 | トップページ | 「えのき氷」再び。 »

コメント

こんにちわ! 久々牡丹です。
幌加内のそば祭りに、初めて友人に誘われ 長閑街道まっしぐらしてきました。
確かに、変化が緩慢で眠気誘う風景が連なります。
農産物の関税国際化に俄かに対応しているかのように思える農水からの補助金も、その緩慢なる風景にも援助してくれているのもその裏事情を知って感じ取られる方もおられるでしょう。
農村の夢を育てているのか?萎えさせているのか? 複雑な気持ちでの往路。
来年は、「そば国際博」などの企画が決まっているようです!
が、しかし、かの街 あの祭りが終わってしまった後の寂しさはないのだろうか?と 田舎の自治体支える頼もしい若者が育ってもらいたいなぁ と後ろ髪引かれる思いが残りました。
若き女高校生が、全麺協そば打ち名人戦にエントリーされていました。地域文化に干渉するつもりはありません。これが、現況として拝察させてもらってきました。
事実は事実として、誰にも歪められることはできないのももどかしく 蕎麦栽培地帯から水田地帯を抜けて帰路つきました。

今週末、東京より そば行脚希望来客者有。
ふたりっきりですけど、居眠り運転しないようにサプライズさせてもらいます!御眼目もお口も覚醒させてもらいます!

投稿: 牡丹 | 2012年10月 9日 (火) 19時09分

牡丹 さん、こんにちは。

幌加内のそば祭りに行って来られたのですね。
来年は「そば国際博」ですか。
いよいよ、北海道のそばが、盛り上がっていますね。
まあ、いろいろなやり方があって、いいのではないでしょうか。

北海道の道路は、やっぱり、眠気を誘う風景が続くのですね。気をつけて行ってらっしゃい。

投稿: かんだた | 2012年10月 9日 (火) 23時00分

かんだたさん お気遣いありがとうございます。

幌加内 摩周は、近くに在りて意外と遠い存在なのかもしれません。鹿追 新得のそば祭りに訪れる来客者のカーナンバープレートも、やはり人口の多い中核市部からのなだれ込みが目立ちます!

新そばを粉にしてみました。旧そばは、臼の中でも脆く粘りが少なくなっています。新そばの甘皮は粘っこくて臼の手応えも違います。でんぷんのもっちり感と膨らみ感も茹で湯の色彩も 新年度をお先に迎えています。

指先からその違いを感じ取れるのも、新鮮味が味わえてうれしいものですねぇ。

今回のプチランデビューオフ ドライブには眠気は訪れないでしょう♪ 話題は盛りだくさん 別れた後も、会話は続きそうなので、たのしみは事後持続することになりそう♪
エンドレスにもいろいろ 視点角度変えてみることでのフィッシュ愛レンズにもなりうるのかも? ということで近視から遠視モードでおぼろげに変化の少ない風景でも眺めてきますnotes

投稿: 牡丹 | 2012年10月10日 (水) 19時30分

牡丹 さん、こんにちは。

北海道では、あちらこちらで「新そば祭り」が開かれているのですね。さすがに、大生産地です。
なるほど、新そばは臼でひいた時から、違いがあるのですか。
長野は、今頃がそばの刈り入れの季節です。

投稿: かんだた | 2012年10月14日 (日) 05時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新鮮な肉の方がリスクが高いカンピロバクター。 | トップページ | 「えのき氷」再び。 »