夏バテに効く?「青シソ切り」
私の畑では、
赤じそ、青じそを育てている。
育てているというよりは、
前年のこぼれ種で、勝手に生えてくる。
だから、ここは「青じその場所」と決めておけば、
毎年、そこに青じそが茂るのだ。
でも、
遠慮なしに生えてくる、他の草の芽を取り除くのは、
ちょっと手間だけれどね。
シソにはビタミン類、ミネラル類が多く含まれていて、
疲労回復に効果があるらしい、、、
などと言う話は抜きにしても、
今を盛りと、畑の片隅に茂っているシソを、
使わない手はない。
ということで、
先日の変わりそばの日は、
この畑のシソを使った「青シソ切り」。
摘み取ってきたシソの葉を、
水に浸して灰汁を抜く。
それから、軸の部分を取り除いて、
葉をひたすら包丁で刻む。
そばに打ち込めるほど細かくするには、
けっこう時間がかかる。
ミキサーを使ってペースト状にすることもできるけれど、
それではせっかくのシソの葉の香りが活かされない。
だから、とにかく、包丁をとんとんと動かすしかないのだ。
そうして、
白いさらしなそばに刻んだシソを打ち込んだのがこちら。
シソの葉の刻んだものが点々と見えて、
見た目も涼しげなそば、、、
になっただろうか。
この「青シソ切り」はけっこう好評で、
思ったより多くの方にご注文をいただいた。
やはり、皆さん、暑さで疲れて、
こういう薬味のある香りを好まれるのだろうか。
味はそれほど強くなく、
食べた後に、ほんのりと青臭さが残る程度。
それでもかなりの量のシソの葉を使ってあるので、
ミネラルやビタミンの補給にはなったはず。
そばの甘味と相まって、
今回も大人の味の変わりそばとなった。
この変わりそばは月に一回しか作らないが、
夏バテしている方には、
自家製の「赤じそジュース」もあるので、
こちらをどうぞ。
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