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2012年7月 3日 (火)

やっと孵ったツバメたち。

有名な動物行動学者の、
コンラート・ローレンツの名著「ソロモンの指輪」によると、
鳥は卵から孵ると、
最初に見た動くものを母親と認識するらしい。

だから、人工の孵卵器で孵化させた鳥は、
飼育員や研究員を母親だと思い、
いつまでたっても、あとを追ってきたりするという。

こういう現象を「刷り込み」というそうだ。

このような傾向は、
我々人間の中にもあるようだ。
最初の経験や、過去の体験から、
物事を決めつけてしまうこともある。

食べ物だって、
自分のおいしいと感じるのは、
以前の気持のよかった体験が呼び起こされるため、
そう感じるのだそうだ。
いや、そういう説もある。

私たちは食べ物を食べて、
うまいとか、まずいとか、
かなり客観的に判断しているつもりでも、
実は、その人に「刷り込まれた」情報に、
しっかりと支配されてるらしい。

だから、できるだけ若いうちに、
おいしいそばを食べさせておけば、
将来も、そばを食べる人口は増えていくだろう。
そう、おいしいそばを、子供達にね。

化学調味料の入らない汁で、
しっかりと打たれたそばを食べてもらおう、
そうすれば、、、

などと、
とりとめのないことを考え始めてしまったのは、
かんだたの店の入り口にツバメが巣を作り、
子育てを始めたため。

凍結防止ヒーターの電源のコードの丸まった部分に、
せっせと泥を運び、
二週間ほどで立派な巣が出来上がった。
その後、ツバメは中で卵を温めていたが、
他の巣の雛が飛び立とうとしているのに、
なかなか雛が孵る気配がない。
初めての巣だから、難しいなあと思っていたら、
ツバメの動きがせわしくなった。

やっと、何羽かの雛が孵った様子。

孵ったとたんに、私が顔をぬっと突き出し、
母親だと思わせて、せっせとそばを食べさせる。
そうして世界で初めて、
そばを食べるツバメが育つ、、、、
、、と言うような不幸もなく、
雛達は、二羽の親ツバメに世話されながら、
順調に育っている様子。

私が近づくと、小さいながら威嚇するような目で、
見下ろしたりするんだよ。
しばらくの間は騒がしいが、
何とも楽しみな、ツバメの子の成長なのだ。

拡大してご覧ください。

 

Tsubame


 

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