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2012年1月15日 (日)

そばを切る時に欠かせない道具「小間板」。

小間板(こまいた)は私のような細打ちのそばを切るのに使う、
大切な道具の一つ。

そばを切るときの定規の役目をする板だ。
桐の薄い板に、立ち上がりという堅木が貼付けられている。
その堅木に沿って包丁でそばを切り、
さらに、包丁を傾けることによって小間板を送り、
一定の幅でそばを切ることができる。

Komaita
様々な形があるが、
私が使うのは、体に合わせて(?)、ごく、小さめの小間板。

もちろんこの小間板を使わない打ち方もあるわけで、
手定規(手ごまともいう)で、きれいに切る方もいらっしゃる。
例えば、長野の戸隠そばなどでは、
このような道具を使わずに切っていた。
(今では使う店もあるけれど。)

でも、いわゆる江戸打ちと呼ばれるそば打ちをする方は、
この小間板を使うのが一般的。

ところが、この小間板は、
江戸でも最初はあまり使われていなかったようだ。

江戸時代のそばの解説書として名高い「蕎麦全書」(1751年)では、
そば打ちの道具の中に、小間板の名前が見当たらない。
当時のそば打ち風景を描いた錦絵にも、
小間板が描かれていない。
ということは、
手打ちそばを打つ道具としては、
それより後になって使われ始めものなのかもしれない。

どちらにしろ、ただの板なのだが、
とても便利な道具。
包丁を送る角度を変えるだけで、
太くも細くも切ることができる。
同じ角度で送っても、
生地が厚切れば送りが大きくなって太くなり、
薄ければ小さく送られて細くなる。

なかなか工夫された道具だ。

んっ?
そんないい道具を使っているのに、
私のそばは、どうして、細かったり太かったりして不揃いなのかって?

えー、
はははっ、、、、
と、また笑ってごまかすか。

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