糖尿病にもいいと伝わる薬膳〜「クコ切り」
クコの実は、漢方では、
古くから滋養強壮の妙薬として使われていたという。
何でも、肝臓に脂肪を付きにくくするというような、
説もあるとか、ないとか。
このクコという植物、
実は、ナス科の植物なのだそうだ。
だから、夏には、紫色の花が咲き、
秋には、小さなトマトのような実ができるという。
その実を乾燥させたものが、
中華料理などによく使われ、
スーパーなどでも売られている。
さて、この火曜日は恒例の「十割そばの夕べ」。
皆さんご来店ありがとうございました。
今回の変わりそばは、
皆さんに、これからの寒さを乗り切っていただく、
滋養を付けていただくために、
このクコの実を打ち込んだ「クコ切り」でした。
甘い香りと、ちょっと、酸味の感じるそばとなった。
といっても、食べた時にはそれほど味は感じない。
食べたあとで、クコらしい香りの残るそばで、
ちょっと面白い味わい。
一番驚いたのは、
そばの色。
だって、クコの実は赤。
この実を一晩酒と水で戻してから、
ミキサーでペースト状にしてそばに打ち込む。
当然、打ち終わったそばも、
柿のような赤いそば。
それが茹でるとこのような色になる。
この、色の変わり様には
ただただ、口あんぐり。
やってみないと判らないことが、けっこうあるものだ。
ということで、
「クコ切り」を食べて、参加された皆さん、
元気になられましたか?
こういう薬膳そばも、
たまにはお召し上がりあれ。
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