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2011年8月 8日 (月)

息抜き。

ここのところ、夏休みということもあり、
おかげさまで、多くの方にご来店いただき、
忙しくしごとに追われている。

皆さんありがとうございます。

ちょっと、個人的な問題もあって、
気を取られていて、
ブログの更新ができなくてすみません。

そんな忙しい中で、
ふっとできた穴のような時間に、
思い切って出かけたのが、
善光寺横の信濃美術館で開かれている、
「倉敷・大原美術館コレクション展」。

大原美術館は、若い時に、、、
、、ん〜〜ん、何十年前のことだが、
訪れたことがある。
その時の記憶に残っているのが、
狭い展示場にあった、エル・グレコとモネの作品。

さすがに、今回の展覧会には、
そんな、代表作は来ていなかったが、
けっこう、好きな作家のものがあって、
つい、見入ってしまった。

コローの風景画は小さいけれど、
緻密で、落ち着きがあって、
かんだたの店にも飾っておきたい、、、ような作品。
デ・キリコの静寂感のただよう、
シュールレアリズムも好きだ。

太い輪郭で描く、
ビュッフェの女性像もいい。
中村ツネの死の匂いの漂う自画像もすばらしい。
我が子の死を描いた熊谷守一の作品も、
ぐっと心を引きつける。

えっ、そんなことをいいながら、
ルノワールの裸の女性像が、
目当てだったのだろうって?
はははははっと
笑ってごまかしておこう。

特に印象的だったのが、
マチスの女性を描いた作品。
太めの鉛筆で、
実にすっきりと、
ただ、顔の輪郭を描いただけの作品。
それでも、
一目で、あっ、マチスだ、
と判る絵なのだ。

名を残した画家というのは、
みんな、それなりのスタイルを残した人なんだね。
たとえ、鉛筆一本でさっと描いた絵だって、
ちゃんとそのスタイルが現われるのだ。

ルオーの道化師の絵も、
遠くから見ただけで、
あっ、ルオーの絵だ、とすぐに判る。
そういう特長を持つことが、
いい画家なのかもしれない。

私も、
忙しさに追われていないで、
「これが私のそばなのだ」という、
もっと、はっきりとした特長を、
スタイルを追求しなければね。

などと、
すっかり楽しんでしまって、
「あの〜〜、閉館の時間です。」
と係の人に促されて、
この展覧会を後にしたのだ。

Oohara

 

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