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2011年8月 2日 (火)

ウナギばかりではない実山椒の粉。

我が家の荒れ果てた庭の片隅に、
山椒(さんしょう)の小さな木が植っていて、
春先には、新芽を摘むことができる。
いわゆる木の芽と呼ばれるもの。
竹の子の煮物なんぞに、この新芽を載せれば、
食慾の進むことは間違いない。

ところが、夏草が伸び始め、
他の木々も芽を伸ばして生い茂る頃になると、
はて、どこへ行ったものか、
隠れてしまう。
ミョウガの葉に埋もれたのか、
ニシキギの枝の陰か、
はたまた、足が生えて、どこかへ行ってしまったのか。

それで、真っ昼間から蚊の猛攻撃を受けながら、
よく探してみると、何と、葉がほとんど無くなった、
枝だけの山椒の木が、薮の中に残っているのだ。

そうして、枝をよくみると、
緑色のずんぐりむっくりの、小指ほどもある、
いや、それほどでもないが、
大きめの青虫がしっかりと、しがみついているのだ。

この青虫、
どこかで見たような、、、、
そう、子供の頃、育てた覚えのある
アゲハチョウの幼虫なのだ。

その頭のやや膨らんだ青虫が、
せっかく茂った山椒の葉を、食べ尽くしていたのだ。

あれ、アゲハチョウの幼虫は、
ミカンの葉を食べるのではなかったの?
と思って調べたら、
山椒は、ミカンの仲間。
どおりで。

それにしても、
アゲハチョウの幼虫君、
こんなに匂いの強い、
噛んでも苦い葉を、よく食べるものだ。

、、、といいながら、
人間界でも、この山椒の実の粉末を、
実によく使うのが今の季節。
今年は「土用の丑の日」が二回あるとか。
そして、今日がその二回目の丑の日だった。

本日は恒例の「十割そばの夕べ」の日。
皆さんご来店、ありがとうございました。

今日は土用の丑の日ということで、
ご用意させていただいた今月の変わりそばは、
もちろん、「ウナギ切り」、、、、
、、、というご期待もかかっていたけれど、
皆さん「ウナギ」を食べ飽きたご様子なので、
ウナギに欠かせない山椒の実を使った、

「山椒(さんしょう)切り」
ということに。

Sanshou
はっきりとした香り、
舌の奥の方を、ぴりりと感じさせる刺激、
あとで、じわっと残る渋み。

ということで、
アゲハチョウの気分、
ではなく、大人の気分を味わえるそば。

これ、はまる人ははまりそう。
山椒の粉は、そばを打つ直前にミルで挽いてあわせると、
香りが強いようだ。

ということで、
次回の「十割そばの夕べ」もお楽しみに。

 

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