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2011年6月 6日 (月)

長野県北部限定!ネマガリダケとサバ缶の味噌汁。

長野市辺りでは、この季節、
スーパーなどの店頭で、
「サバの水煮」の缶詰が山となって売られている。
志賀高原や飯山方面に行く、
道沿いのコンビニにも、ドカリと置かれている。

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長野に来たばかりの頃は戸惑ったが、
30年も住んでいると、
ああ、またこの季節がやってきたのだなあ、、、
とそわそわしてしまう。

その原因はこちら、
高い山の急斜面に生えるネマガリダケの竹の子。

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山に踏み入って、自由に身動きできないような竹薮の中で、
この竹の子を探すのは、
なかなか大変だけれど、
それでも楽しいものだ。
近頃は、規制が厳しくなって、
自由に採れるところが少なくなった。
でも、あの、竹の子採りの苦労を知っているからこそ、
八百屋ですましている並んでいるネマガリダケをみると、
値段に関わらず、つい、手が出てしまうのだ。

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竹の子の先を切り落とし、
皮の部分に縦に切れ目を入れてから、
くるくるっと皮をむく。
これがけっこう手間のかかる作業。

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皮をむいた竹の子を、
包丁を使った空中切りで細かく切る。
この空中切りがミソで、
空中で切れる程度の柔らかい部分だけを切り分ける。

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根元の節の部分や、
採ってから時間のたったものは固くなっているので、
その部分が入らないように。

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切った竹の子を水から煮て、
沸騰したら15分ぐらい弱火にして煮る。
それから、いよいよお待ちかね、
「サバの水煮」の缶詰を開けて、
汁ごと中へ。
身を粗くほぐしてから味噌で味付け。
普通のみそ汁よりも、かなり薄い味にした方が、
竹の子の風味を感ぜられる。

それでもって、
、、、いただきます。

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あれ、ちょっとピンぼけ。

コリコリとした食感と、独特の臭みのあるサバの味が、何ともなじんでいるのが、不思議。

この頃は、
中国産のネマガリダケの水煮を使った、
竹の子汁を出している観光客向けの店があるとの話だが、
食感も、香りも、
地元産を使ったものとは全然違うもの。
長野では、
あくまでも家庭料理の中に入るのかもしれないこの竹の子汁。
なんで「サバ缶」なんだ〜〜〜などと理屈は抜きにして、
この地方にはしっかりと、
深く深く根付いている。

この汁のあとに、
食べるそばも根付くといいのだけれど、、、、


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コメント

初めてコメントします。たけのこ汁ですが、サバ缶以外に豚バラ肉で作ったことはありますか?  サバ缶とは一味違いあっさりした感じです。我が家や野沢温泉では大抵二種類作ります。まだでしたら、お試しアレ~  

投稿: Fujiyoshi | 2011年6月 7日 (火) 09時08分

こんにちは。
なるほど、豚バラ肉でも合うのですね。
ネマガリダケではなくハチクは、バラ肉+醤油の煮物はやりますが。今度試してみます。
以前、ある方のお家で、ネマガリダケの汁に竹輪が入っていて、「チクチク(竹竹)汁」というのをいただいたことがあります。
サバ缶だけでなく、いろいろな食べ方があるのですね。

投稿: かんだた | 2011年6月 7日 (火) 14時44分

はじめまして~。

先日、飯山を訪れまして、ネマガリダケの「タケノコ汁」のことを知り、土産にネマガリを買いました。
で、作り方を調べていてコチラのサイトに・・・

「空中切り」がポイントだったんですねー。
根元が硬くて食べられないことに気づかず、ざく切りにして煮てから「硬い・・・」と気づいて、除去するのがたいへんでした。

来年はぜひこのやり方でトライしてみます。ありがとうございました。

投稿: にゃみにゃみ。 | 2011年6月16日 (木) 08時01分

にゃみにゃみ さん、こんにちは。

そうなのですよ。
まな板を使うと、固い節も切れてしまうから、食べづらくなります。
もったいないようですが、すっと包丁が入らないところは、思い切って捨てて、節の間の柔らかいところだけを切り分けるといいですね。

北信濃の味ですので、ぜひ、またお試しください。

投稿: かんだた | 2011年6月17日 (金) 06時24分

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