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2011年5月13日 (金)

旬の勢いをいただく「竹の子」

ラジオである方が語っていたけれど、
その方の若い頃は、
竹の子や山菜なんぞ、
ちっとも美味しいと思わなかったそうだ。

ところが、ある程度の歳になってくると、
そういうものの美味しさがわかってきたという。

その方のおっしゃることには、
若い頃には、栄養になるもの、
つまり、身体を作ったり、エネルギーとなるものを、
好んで食べるのだそうだ。
だから、肉とか魚とか、甘いものとか、
濃い味の食べ物を好んで食べる。

ところが、ある程度身体が出来上がってくると、
こんどは、滋養のあるもの、
身体の調子を整える働きのあるものを、
好むようになるのだそうだ。
野菜とか、山菜とか、
微妙な味のものを好むようになるという。

なるほど、
「栄養」のあるものから、
「滋養」のあるものへと、
食べ物の好みが変わっていくのは、
自然なことなのだろうか。

と言うことはともかく、
私は、若い頃から竹の子は大好きだ。

竹の子の出回る期間は短い。
八百屋の店先には、
九州産から始まって、
近畿、東海産と、
順に出回って来るが、
主に南の方で採れる信州産が出回るのは、
本当に短い期間。
その間に、
えいやっ、と買わないと、
季節の味覚を来年まで取り逃すことになる。

で、買った来た竹の子は、
先ずはアク抜き。

Takenoko1
米ぬかを入れた湯で柔らかくなるまで煮て、
一晩おく。
アクは抜きすぎると香りが無くなるし、
抜かないと口の中が渋くなるし、、、
と難しいところ。

Takenoko2
今年は、日本酒とちりめんじゃこで炊き合わせてみた。
最後に醤油とタカノツメを少々。

Takenoko3
ささっと、
山椒をふっていただきます。
う〜ん、この香り、
そして歯ごたえ。
たまりませんねえ。
お客様にお出しする前に、
私の味見だけで終わってしまいそう(コラコラ)。

最近は、水煮された竹の子が、
スーパーで売られているけれど、
こうして、旬のものを茹でたものとは、
全く別のものと思ってよさそう。

アク抜きに手間がかかる、
生の竹の子は、
敬遠されていると言う話を聞くと、
確かになっとく、、、、
ンっ、ではない、
この美味しさを知らないなんて、
人生のすべてを捨てたようなもの、、、
なのだ!!!!。

竹の子は、
カリウムを多く含むから、
血圧の高い人にはお勧め。

あっ、
いうまでもなく、もう一つの
おすすめの食べ物をお忘れなく。

皆さん、
手間をかけても
「滋養」のある食べ物をいただきましょう。


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