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2011年3月 4日 (金)

ものを作る志の高さ。

ああやってるな。
いつか、閑な時に行ってみよう、、、
、、と思っていたら、
あっ、
もう今週で終わってしまうではないか。

ということで、
昼の営業が終わったとたん、
意を決して、自転車で登り坂を漕ぐこと10分余り。
善光寺の東隣にある信濃美術館へ。
折しも寒さの戻った日で、
鼻水は出るは、息は切れるは、
マスクをすれば眼鏡が曇るは、、、
という有り様でたどり着く。

でも、こんな日に美術館を訪れる人も少なく、
静かに、作品を鑑賞することが出来た。

 

Rokuzan

ということで、久しぶりに見た碌山(ろくざん)。

パリでロダンの影響を受け、
油絵から彫刻へと転向し、
明治の日本の美術界に大きな影響を与えた碌山こと荻原守衛(もりえ)。
もう没後百年になるそうだ。

碌山と言えば、
中村屋の創始者相馬愛蔵の妻の黒光との、
叶わぬ愛の物語がよく語られる。
でも、そういう先入観を抜きにしても、
力強い、人間を感じさせる作品だ。

同時に碌山に影響を受けた作家の作品もあったが、
その中に、私の好きな中原悌二郎の「若きカフカス人」もあった。
今回は、上からライトが当てられているので、
すごく、彫りの深い印象を持った。

碌山は、僅か30歳で亡くなっている。
だから、その残した作品の数は少ない。
でも、こうして、亡くなってから百年も経っても、
しっかりとした存在を示している。
やはり、その志が高かったからこそ、
多くの人に影響を与え、
今なお作品が評価されるのだろうなあ。

私も、
志の高いそばを作らなければ、、、、。

碌山の作品をご覧になりたい方は、
文化遺産オンラインでどうぞ。
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コメント

3月は、2月と日付と曜日のパターンが同じですね。
(閏年のときは違うけど。)

1日の芹切りをあやうく忘れそうなところでしたが、
ぎりぎり思い出して、おいしくいただくことができました。

その時、碌山展のことも話題になって、
いろいろとお詳しいなぁと…。

私は、もう15年も前、穂高町に4年間住んでいたので、
よく碌山美術館へ行ってました。
当時は、敷地内へ自由に入れて、
(建物に入る時に有料)
ベンチでゆったりがなかなかよかったです。

展示される場所、照明などによって、
雰囲気が違って感じられますが、
作品のすばらしさは変わりません。

“志”、そうですね。
時々思い出したい言葉です。

投稿: 大塚 | 2011年3月 6日 (日) 19時43分

大塚 さん、こんにちは。
芹切りの時はご来店ありがとうございました。

碌山の作品は東京の近代美術館にもあり、昔から気になっていました。
碌山美術館は、こじんまりとした、いい美術館ですね。中は狭いので、団体客とぶつかると悲惨ですが。
あの美術館のベンチから見える、雄大な北アルプスの山々や安曇野の風景が、碌山や相馬愛蔵の高い志を育んだ、、という話も納得できます。

投稿: かんだた | 2011年3月 7日 (月) 07時24分

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