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2011年2月 3日 (木)

食べると十年長生きするから「ジュウネン」とも呼ばている「荏胡麻」

皆さん、
「荏胡麻(えごま)」って知っていますか。
正直な話、
私も名前だけは聞いていたが、
実際にどういうものかはよく知らなかった。

今は長野市になった鬼無里(きなさ)という、
山に囲まれた地域では、
この荏胡麻の栽培が盛んだそうだ。
そこで、それを使った「えごまクッキー」などが作られている。

どんなものかと言うと、
こんな感じ。

Egoma1
一ミリ半ぐらいの小さな粒だ。
ゴマという名前がついているが、
実はシソ科の植物。
匂いを嗅いでみると、確かにシソと同じ香りがする。

この植物は、古くから日本で栽培され、
ナタネが普及する前は、
この実から油を搾って、明かりなどに使っていたのだそうだ。

でっ、、、、
こういう食材を見つけると、
すぐに、そばに打ち込んだらどうなるか、、、、
と考えてしまう私なのだ。

ということで、
先日の「十割そばの夕べ」。
厳しい寒さの中を、
皆さんご来店ありがとうございました。

いやあ、
発見、発見。
今回の変わりそばで作らせていただいた、
「えごま切り」。
これがなかなか面白いものだった。

Egoma2
荏胡麻はよく炒ってから、
ミキサーで粗く砕く。
普通の「胡麻切り」と同じで、
砕きすぎれば油が出て、固まりになってしまうからだ。
そばが切れるのを覚悟で、
ふるいを通さずに更級粉に打ち込む。

Egoma3
いつものさらしなの二倍以上の時間をかけて、こね上げれば、
このような、つやのいい固まりになる。
だいぶ、油が出ているようだ。

こういう粒を打ち込む変わりそばは、
切れやすいので、太めに作る。
それでも、切れ切れにはならなかったが、
だいぶ切れてしまった。
が、、、、

Egoma4

つぶつぶのホシが残って、
なかなか味わいのあるそばとなった。

ただ、ぼそぼそ感があり、食感が悪い、
麺線もきれいに仕上がらず、
ズズッと勢いで食べるにはつらい。
しかしながら、
濃厚な味が、更級そばの持つ甘味を引き立てている。

いつも、
あっさり味の変わりそばが多かったので、
自分で作っていて言うのもおかしいが、
ずいぶんインパクトのあるそばに仕上がった。

いままで、
こんないい食材が地元にあるなんて気がつかなかった。
これからは、変わりそばの定番にしてもいいなあ。

えっ、
「荏胡麻」はいま、
健康食品として注目を浴びている?
アルファなんとか酸が豊富だとか?
荏胡麻から採った油は、
「シソ油」と呼ばれて売られているとか。

はははっ、
そういうことは関係なく、
「荏胡麻(えごま)切り」のそば、
、、ん、なかなかおいしい。


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