長野ならではの「野沢菜漬け切り」
今年の長野は、雪は少ないが、
とにかく寒い。
その凍った道で、滑って怪我をする人が多いとか。
特に中年過ぎの女性が危ないそうだ。
「かんだた」にも一人、
手にギブスをはめた人がいますが、、、。
皆さん、気をつけましょう。
で、長野でこの季節においしくなるのが漬け物。
その中でも野沢菜は、
この長野県北部を代表するものだろうなあ。
最近は、漬ける家も減っているとのことだが、
各家庭によって味が違ったりして、
それぞれに、自慢の味が楽しめたりする。
さて、
そば屋としては、
この野沢菜漬けを、そばに打ち込んだらどうなるか、
と前々から気になっていたのだけれど、
この火曜日の「十割そばの夕べ」の変わりそばで、
挑戦させていただいた。
店では野沢菜を漬けていないので、
地元の漬け物屋さんのものを使用。
先ず塩分が強いので、
一晩水につけて塩抜き。
その後、粗めのペーストにして、
湯ごねした更級粉に混ぜる。
漬け物独特の酸っぱい匂いを嗅ぎながら、
こねて、延ばして、たたむ。
そこまでは問題はないが、
こういう繊維質の多い混ぜ物の場合は、
切るのが、意外と厄介だ。
包丁を大きく滑らせて、
一本一本切断面をはっきりと見せるように、
意識して切っていく。
そうして出来たのがこちら。
写真では判りにくいが、
淡い緑色のきれいな色のそばになった。
でも、
肝心の味の方は、、、、
、、、なんとなく、口の中に漬け物の匂いが残る、、、
ぐらいの感じ。
もともと、味の強い漬け物ではないので、
そのくらいでいいのかもしれない。
ということで、
今回の「十割そばの夕べ」も、
皆さん、ご参加ありがとうございました。
まだまだ、変わりそばのネタは尽きませんねえ。
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コメント
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ということで、
今年初のかんだたさんのおそばが、
野沢菜切りでした。
淡い緑の色もきれい、緑の星もいい感じ…。
おいしくいただきました。
それはそうと、
女将さん、
腕のギプス、はやくとれるといいですね。
雪が降って足下が滑るので、
お気をつけて。
投稿: 大塚 | 2011年1月15日 (土) 19時53分
大塚 さん、こんにちは。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
お忙しい中を、わざわざお越し頂き、ありがとうございます。
ギブスは一ヶ月かかるのだそうで、
その後、リハビリをするので、
なおるまでには、けっこう時間がかかりそうです。
ご心配をおかけして申し訳ありません。
投稿: かんだた | 2011年1月16日 (日) 06時11分