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2011年1月31日 (月)

そばを打つには陽気なバチャータを聞きながら。

村上春樹のある小説の中に、
いつもパーシーフェイスを聞きながら仕事をしている、
クリーニング屋さんが出てくる。

そういうイージーリスニングを好んで聞いている人というと、
善良そうで、まじめで、
いかにも小市民的な感じがする。

これが、ビートルズでは印象が変わってくるし、
ヨハンシュトラウスでも、美空ひばりでもいけない。
パーシーフェイスだからこそ、
このクリーニング屋さんの性格が伝わってくるようだ。

さて、
今朝も長野は冷え込んだ。
えっ、氷点下10度、、、、さぶ、、。

この寒さの中で、
気持ちを奮い立たせて、
暖房の効かないそば打ち場でそばを打つ。
こういう時は、
元気になるような音楽でもかけてみようか。

そばを打つ時に、
何かを聞きながらなんて、
とんでもない!!
という方もいらっしゃるだろうが、
時には気持ちのいいこともある。

ラジオは聞いていて面白いが、
どうしても緊張感が欠ける。
好きなのは、ポッドキャストでダウンロードした、
若手の落語なんぞを聞きながら、
そばを打つこと。
ニヤニヤとしながら楽しいそばが打てるはず。
でも、
つい聞き入ってしまうので、
忙しい時には不向きだ。

私の好きなジャズでもかければいいが、
とってもそば打ちに合いそうもない。
ビルエバンスのピアノの音なんぞを聞いたら、
そば打ちなんかやめて、
苦手な酒でも一杯飲みたくなってしまう。
マイルスデェイビスのトランペットなんぞを聞けば、
懐かしさで自分の世界に入り込んでしまう。
いつまでたっても、
そばが、、、、打ち上がらないってことに。

他の音楽をといっても、
おじさんの常として、最近の音楽には「疎い」ので、
「AKB48」と言われたって、
「エグザイル」と言われたって、
新しい車の名前かと思い込んでいたりして、、。
ということで、
どうしても、昔聞きなじんだ曲の中から選ぶことに。

で、最近気に入っているのが、
こちらの曲。

フアン・ルイス・ゲラ (Juan Luis Guerra)
「コーヒーの雨が降りますように(Ojalá Que Llueva Café)」

えっ、知らない?
日本ではあまり知られていないが、
20年ほど前、スペイン語圏の国々で大ヒットした名曲。
今でも時々、スペインのネットラジオでかかることがあるから、
根強い人気があるのだろう。

フアン・ルイス・ゲラはカリブ海のドミニカ共和国の出身。
今でも活動していて、2年前には来日公演。
アメリカのグラミー賞のノミネートの常連でもある。
ラテン音楽と言うと、サルサやメレンゲが知られているが、
彼はバチャータというリズムを基本にしているそうだ。

で、この曲は、
コーヒーの雨が降って、
ドミニカの豊かな山や畑を潤し、
小麦や米、トウモロコシ、いも、イチゴなどが実りますように、
そして、この歌を歌って、
人々の苦しみが和らぎますように、
というような熱い願いがこもっている。

ということで、
凍える冬に、
熱いラテン音楽を聴きながらそば打ち。

ほら、
村上春樹の小説の登場人物みたいに、
善良そうで、まじめで、
いかにも小市民的な性格が想像できるでしょう、、、、?

「コーヒーの雨が降りますように(Ojalá Que Llueva Café)」
原文をそのまま読むと「オハラ ケ ジュエバ カフェ」
を聞いてみたい人はYouTubeへのリンクをどうぞ。

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