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2010年11月11日 (木)

下準備に手間のかかった「松の実切り」

この火曜日は恒例の「十割そばの夕べ」。
皆さん、ご来店ありがとうございました。

この会では、毎回、
変わりそばを提供させていただいているけれど、
今回は、
秋の木の実の中からの「松の実切り」。

松の実といっても、
ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれないが、
イタリア料理や中国料理によく使われる食材。
漢方薬にも使われ、身体を温める作用があるそうだ。

さて、
変わりそばを作るにあたっては、
ただ単に、
材料をそばに混ぜればいいのだけのこと。
しかしながら、
そばに打ち込むために、
様々な下ごしらえがある。

蕎麦粒よりも大きな松の実は、
そのままではそばに打ち込めない。
そこで、ペースト状にして練り込む次第。

Pinaco1
まず、松の実を、軽く炒る。
このまま、味見をしてもおいしい。
飲めないお酒のつまみに取っておこう、、、こらこら。

 

Pinaco2 
すり鉢ですりつぶす。
松の実は柔らかいので、
スムーズにすりつぶせる。

で、それを裏ごしする、、、、。
「裏ごし」、、、
私の最も苦手とする作業。
金属の網を使って、
ギュウギュウと押し付けて、
ペーストを取り出す。

 

Pinaco3
電動ミルを使って、
ペーストを作れば簡単じゃないか、、、
と思うが、
油がでて、ドロッとしたものになってしまうのが、
他の木の実で経験済み。

 

Pinaco4
さて、これを更級粉に加えて、
そばを打つ。
かなり脂っこく感じるが、
他には何の違和感もなく、
打ちやすいそばだ。

Pinaco5 
で、出来たのがこちら。
やや黄色がかっているが、
いつもの更級とは、
それほど違いはない。

でも、食べてみると、
食感がまるで違うものになる。
しっとりとした味わいも惹かれるところ、
噛めばボロっとするような、危うさをもある。

ということで、
微妙な味を楽しんでいただいた「松の実切り」。
でも、
本当は、
新そばで、
味の濃い十割そば、、
こちらを味わう会なのです。

Pinaco6

  
 
 

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コメント

かんだたさんでの初、新そばでした。

おいしかったです。
(月並みですみません。)

松の実切りの手間ひまのかかり方…

裏ごしと電動ミルで違うのですね。

投稿: おおつか | 2010年11月13日 (土) 19時39分

おおつか さん、こんにちは。
ご来店ありがとうございました。

変わりそばは、混ぜるものによって、
手間のかかり具合が違います。
でも、そういう手間をかけるのも、
楽しみのうちです。

ちなみに今月の28日の
「ボジョレーヌボー切り」は、
ワインを混ぜるだけですので、
手間はかかりません。

投稿: かんだた | 2010年11月14日 (日) 20時22分

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