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2010年10月21日 (木)

「毒味」?それとも「口福」?

長野の山は、今、キノコのシーズン。
9月は残暑が厳しく、
さっぱり出回らなかったが、
10月に入って涼しくなると、
一気に町の八百屋さんの店頭に、
山で採れた天然のキノコが売られるようになった。

こういうキノコは、
スーパーなどではまず売られない。
中毒が怖いからだね。
だから、
ちゃんと目利きの利く店で買うのだ。

山に住む友人が、
キノコを持ってきてくれた。
それも、大きな段ボールに一杯入れて。

Naratake

これは「ナラタケ」というキノコ。
汁にすると、旨味のある出汁がでておいしい。
しかし、ものすごい量だ。
友人は「朝に一回りしただけ」というが、
これだけの、キノコを採るのは大変だったろう。

そうして、
この山となったキノコを、
洗って、ゴミを落とし、
さっと湯がいてパックに入れて冷凍する。
ほぼ、徹夜で下ごしらえをすることになった。
まあ、
しばらくは、
いえ、相当長い間、
おそばを召し上がる前に、
「山のキノコ汁」を楽しんでいただけそうだ。

さて、
こちらのキノコも豊作らしい。

Matutake
なんでも、
例年の二分の一から三分の一の値段で手に入るとか。
産地の直売所で、手に入れてもらった。

なにしろこのキノコは、
滅多に口に出来るものではない。
もし、
毒であったらどうしよう。
ということで、
お客様にはお出しせず、
私たちで身体を張って毒味をしてみようということになった。

このキノコの食べ方で、
一番おいしいのは、焼いて食べること。
炭を起こすのは大騒ぎなので、
ホイルに包んで蒸し焼き。

Matutake2

熱いうちに、手で裂いて、
スダチと塩でいただく。
コリコリとした食感と、
口の中で広がる香り、そして甘味。
採れたての、新鮮なキノコならではの味わい。
ああ、信州に暮らして良かったな、、、
、、、、と、つくづくと思う。

ちなみにこのキノコ、
私たちは元気なので、
今のところ毒ではないようだ。
ただ、おいしくて食べ過ぎると、
財布の中身が傷つくとのことだ。
でも、今年は、
その傷つく具合も、
緩くてすみそうだ。

秋の味覚、
天然のキノコでお楽しみを。

 
 
 

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コメント

24日の胡麻切りには、
残念ながらうかがえないので、
前日の土曜日に。

ちょうど文芸座で談春さんの落語の日。
長短と品川心中を楽しんで、
お蕎麦も楽しんで…。

ぜいたくですね。

もちろんお蕎麦もですが、
きのこ汁もお目当て。

とてもおいしかったです。
ごちそうさまでした。

投稿: おおつか | 2010年10月25日 (月) 22時32分

おおつか さん、こんにちは。
先日はご来店ありがとうございました。
ちょうど込み合っていてすみませんでした。

そうですか、落語のお帰りでしたか。
「長短」なんぞ、性格の違う男二人のやり取りで、談春さんがやれば面白そうですね。
キノコや熊の話をしたら、
横にいた、関西からいらした女性達も喜んでいました。
また、いろいろな話をお聞かせください。

投稿: かんだた | 2010年10月25日 (月) 23時36分

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