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2010年8月10日 (火)

割れ鍋に綴じ蓋

そば釜のフタが壊れてしまった。

だいぶ前から、取っ手とフタの間がぐらぐらしていたのだけれど、ついに、それが外れてしまった。

そば釜のフタは、桶などに使われるサワラという木で出来ている。
平たいフタの板に、長い棒が、「ありほぞ」という方法で継ぎ合わされていて、釘やねじをいっさい使っていない。
ほら、木に「八の字」と「逆八の字」の溝を造って、組み合わせて繋いでいるわけだ

そりゃそうだ。
釘なんぞ使ってあって、
茹でているそばの上に落ちてしまったらたまらない。

茹で釜では、フタは大切な役目。
湯にそばを落として、茹で上げる時に、
フタをすることで、一気にそばが、湯の中を廻るようになる。

フタの重さで、釜を密閉して、
熱の無駄をなくすのだねえ。
これが、熱の伝わるステンレスのフタを使おうものなら、
あっっちっちっち!!!で掴めたものではない。
だから、そば釜のフタは、
昔ながらの職人さんの技術(わざ)の入ったサワラを使う。

 

Kamabuta

 

ということで、新しい釜のフタが届いた。

本来ならば、
もっと厚くて重いフタを選ぶべきかもしれない。
でも、
一日に何十回も、
いや、百回以上、
時にはそれ以上の回数を上げ下げする釜のフタ。
華奢な身体の私には、
出来るだけ、楽な厚さのものを、、、、
いえ、私のような細いそばを茹でるには、
すぐに釜のフタを動かせる、
軽めのものが合っているようだ。

という、そば釜のフタのお話。

そう言えば、古くからのことわざに、
「割れ鍋にとじ豚」
というものがあったっけ。
そう、豚の卵とじを作るには、
使い古したような鍋を使えっていうこと、、、

ん!
本当は「割れ鍋に綴じ(とじ)蓋」なんだって。
割れた鍋に、繕ったフタが似合うこと。
少なくとも、
店の釜は割れていないし、
フタも新品。
わたくしには関係ないなあ。

、、、、などと言っているから、、。

 

 

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コメント

食品関係の木製品販売しています、ウッドコックと申します、
近所のそば屋さんと話をした菜にこちらに書かれているような
悩みを聞きました、
私どもでは従来より手桟はあり溝を切って取り付けておりますが
ゆるみを止めるために太いステンレスの木ねじで補強しています、
これのためにねじが抜けておそばの中に入ってしまったことは
今まで1件もありません、
また板の接合は実矧ぎのため万が一接合部分が隙間が開いても
ある程度の開きまでは蒸気が漏れにくくなっています、
いまさらに改良を重ねた釜蓋をテスト中です、
蓋本体を5層にし手桟のゆるみを竹を打ち込み防いでいます、
よろしければ一度私どものページをご覧ください、
お買いになった蓋について、
持ち手、蓋から出っ張った部分あり加工が残ったままですが
手のひらに当たって痛くないのでしょうか。

投稿: 和田 一夫 | 2010年8月16日 (月) 14時02分

和田一夫 さん、こんにちは。

コメントをありがとうございます。
なるほど、蓋を作られる方々も、いろいろと工夫されているのですね。
釜のメーカーの方は、蓋は消耗品というのですが、一番手に触れるものなので、使いやすいもの、なじんだものを長く使いたいです。
おっしゃる通り、持ち手がの部分が、少し手に当たります。一応、削ってはあるのですが、もう少し、手に合うように、自分でカンナを当てるつもりです。写真だけで、そういうところをお気づきになるのは、さすがにプロの方ですね。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: かんだた | 2010年8月16日 (月) 23時54分

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