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2010年7月 6日 (火)

「口無し」でクチナシ〜〜くちなし切り。

本日は恒例の「十割そばの夕べ」。
皆さんご来店、ありがとうございました。

今日は、強い雨が降るとの予報もあり、
ご予約の方々も、早めにご来店され、
うれしい限りです。
(お帰りも早かったもので、、、すみません。)

本日の変わりそばはこちら。

Kutinasi 
見事な黄色いそば。
ということで「くちなし切り」。

と皆さんにいうと、
えっ、「くちなし」って、なんだっけ?
確か、花の名前のような、、、、、、

〜〜〜いーまでは指輪が〜〜
〜〜〜まーわるほど〜〜〜〜

などと古い歌を思い出される方もいらっしゃる。
そう、
料理に使う「くちなし」なんて、
知っている方は少ない。

だいたい、くちなしの花は白いのに、
どうして、こんな黄色になるのだろう。

じつは、花ではなくて、実を使う。
サツマイモや栗、おせち料理のきんとんなどに使われる、
古来からの着色料なのだ。

Kutinasi2  

こちらがくちなしの実。
堅い果皮に包まれている。
これを包丁で割って、水につけると、
水が黄色く染まるのだ。

一晩、そうして色出しをした水を使って、
そばを打ってみた次第。

ただ、
本来、色付けのために使われてきたので、
特長的な味や香りはほとんど感ぜられない。
純粋に、色を楽しむそばのようだ。

でも、
お客様の中には、
こういうことをおっしゃる方もいる。
「う〜ん、なんだか、薬臭いような気がするけれど?」
そのとおり、
漢方薬にも使われていたりする。

ある説によると、
「くちなし」というのは「口無し」からでた、
名前らしい。
実が熟しても、割れることがないため、
開ける口が無い、
口無しだ、
ということで「くちなし」になったとか。

ということは、
普段「無口」な私は、、、

ええと、
今月は25日(日)に
「赤茄子(とまと)切り」があります。
こちらもお楽しみに。

 
 
 

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