« 「蕎麦粒」と呼ばれる山々。 | トップページ | 「口無し」でクチナシ〜〜くちなし切り。 »

2010年7月 2日 (金)

道具は自分にあったもの〜小間板。

そばを打つ時の、目立たない道具の一つが、
小間板(こまいた)。

伸ばしたそば生地を、
細く切る時に、定規の役目をする板。

Komaita2

この板の、手前の立ち上がりに包丁の腹を当て、
そばを切っては、包丁を少し傾けて、送っていく。
慣れてくれば、ほとんど、傾けることを意識せずに、
連続して切って行くことができる。

この、立ち上がりの高さにもよって、
送り具合が変わってくる。
低い方が細目に切れるが、
送る時の手首の負担も大きくなる。
逆に高くなると、送るのは楽だが、
太さのばらつきが大きくなる可能性もある。

日々使う道具、
やはり、自分にあったものを探すしかない。

今使っているのは、
ある木工屋さんが、ほとんど趣味で作っているもの。
でも、しっかりとした造りだ。

Komaita

板は桐を使い、立ち上がりは堅いサクラ材。
つなぎも、このように、職人らしい仕事がなされている。

長野の戸隠や飯山地方のそば打ちには、
この小間板を使わない、
いわゆる「手ごま」で麺が切られるが、
これも、たいしたものだなあと思う。

あるそば屋さんでも、この小間板を使わずに、
「手ごま」を使って細いそばを切っている。
修業時代からそのように教わったので苦にならないそうだ。

私は、
この小間板がなければ、
そばを切る自信はないなあ。

たまたま、
あるところでそば打ちをした時に、
そこには小間板がない。
他の人は、みんな「手ごま」で切っている。
そこで、段ボールの菓子箱のフタを小間板がわりにして、
切ったことがあったけ。

ちょっとしたものだけれど、
私にとっては、
大切な道具なのだ。

 

 

→→→人気blogランキング

|

« 「蕎麦粒」と呼ばれる山々。 | トップページ | 「口無し」でクチナシ〜〜くちなし切り。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「蕎麦粒」と呼ばれる山々。 | トップページ | 「口無し」でクチナシ〜〜くちなし切り。 »