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2010年6月12日 (土)

文化財に指定されている味噌蔵、醤油蔵。

以前に、店で使う醤油のことについて書かせていただいた。

今まで使っていた醤油屋さんが生産をやめてしまったため、
新しい醤油を探していた。
そうして、いくつかの醤油を試したことをお伝えした。

さて、その後どうなったかと、
お客様から聞かれたり、
醤油が変わったことを知っている御常連さんから、
そば汁についての、アドバイスをいただいたりした。

味というものは、
すぐになじめない。
その時はおいしいと感じても、
あとで、飽きるような味かもしれない。
だから、少し時間をかけて、
試させていただいたが、
やっと、自分でも、これで行こうと方向が決められた。

ということで、選ばせていただいたのは、
こちらの醤油。

Shioya
長野市の隣、須坂市の老舗の味噌屋、
「塩屋」で造る醤油。

他の醤油屋さん、ごめんなさい。
サンプルをいただいたり、
貴重なお話をお伺いしたのに、
選ぶことが出来なくて。
どの醤油もいいのだけれど、
たまたま「かんだた」のそばに合う醤油が、
コレだったわけ。

正直を言うと、営業的には、
一番、素っ気ない店。
サンプルもいただけないし、
値引きもしてくれない。
でも、使ってみて、一番気に入った味。

なにしろ、今まで使っていた醤油が、
ずいぶん荒々しかったので、
このおとなしめの醤油には、
戸惑わずにはいられなかった。

でも、醤油を変えたことを知っている御常連さん達から、
前より上品な味になったとご評価をいただいたので、
この醤油を使うことに踏み切った。

ということで、
お付き合いをお願いしたこの「塩屋」さん、
調べてみると、
おおおっ、
すごいところなのだ。

Shioya2

今、須坂は「蔵の街」を売り物にして、
街の再生を図っている。
その開発の続く中心地から少し離れたところに、
「塩屋」さんはある。
そうして、この入り口の建物から、
奥のいくつもの蔵が、
江戸後期から明治の初めまでに建てられたもので、
国の登録有形文化財に指定されているのだ。

ちょっと、中庭を覗かせていただいた。

Shioya3
ただ、古いというだけではなく、
地元産の豆を使った味噌を造ったり、
その味噌を使って、
地元の野菜、
例えば、村山早生ごぼう、小布施茄子、八丁胡瓜などを使った、
味噌漬けなどを作っている。
なるほど、地元、須坂の老舗であることを、
すごく意識されているようだ。

ということで、
醤油は、当分、この「塩屋」さんのもので行く予定。
すごく、ミリンの吸い込みがいいので、
まだまだ、細かい調整が必要な、
「かんだた」のそば汁なのだ。

 

「塩屋」さんのホームページは→こちら

 

醤油について3月に書いたブログ
 「大きな大きな問題に直面している」は→こちら

 
 
 

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コメント

こんばんは。なんだか、とてつもなくいいものを読ませていただいたという気分です。

〈正直を言うと、営業的には、一番、素っ気ない店。サンプルもいただけないし、値引きもしてくれない。でも、使ってみて、一番気に入った味。〉

かんだたさんの蕎麦も食べに行きたいし、塩屋さんにも行ってみたいと思いました。

投稿: 所沢太郎 | 2010年6月13日 (日) 23時47分

所沢太郎 さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
この店には、小規模ながら、一つ筋の通った商売をなさっているのだなと、感じています。
そういう姿勢が、味にも出るのですね。

投稿: かんだた | 2010年6月14日 (月) 07時52分

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