大きな大きな問題に直面している。
正直な話、今、
「かんだた」では、大きな問題に直面している。
そのために、
う〜〜〜ん、
夜もよく、、、
いえ、日頃の寝不足のせいか、直ぐに眠ってしまっているけれど。
でも、地元の醸造屋さんから集めた、
醤油のボトルを前に、
う〜〜〜ん、とうなる日が続いているのだ。
それというのも、今まで仕入れていた上田の醤油屋さんが、去年の暮れに突然、造るのをやめてしまったのだ。
まあ、3月いっぱいぐらいまでは、
在庫はあるよ、と言っていたのに、
先日行ってみたら、蔵は空っぽ。
しまった、買い占めておけば良かった、、、
と思ってもあとの祭り。
そこで、替わりの醤油屋さんを、
急遽探さなければならなくなった次第。
商売上手な人ならば、
あちらこちらから見積もりを取って、
一番安いところから仕入れるのだろうが、
商売下手を地でいく私は、
そうはいかない。
一つ一つ味見をして、
確かめなければ。
ということで、醤油の味見。
どれどれと、口に含んでみるが、、
ゴホッ、ゴホッ、
おっと、失礼、
しょっぱくて、とても飲めたものではない。
同じ利き猪口に入っていても、
別の種類の液体なら、
いやいやながら、我慢しても飲めるけれど、
醤油はそうも行かない。
しかしながら、醤油の持つ香りが、
それぞれに、わずかに違いがあることに気づく。
そうして、それを水で割って、飲める程度の濃さにしてみると、
え〜〜〜、醤油って、作っているところによって、こんなに味が違うものなのだ、
ということが分かってくる。
だけどねえ、
そば汁に使うには、
いくら、そのままでおいしいからといって、
作ってみないと分からないところがあるのだ。
以前にも、さんざん、
いろいろな醤油を試した。
そのままでいいと思った醤油が、
実際に汁にしてみると、すっかり味が抜けていることが、結構ある。
そば汁を作るには、みりんと合わせて火入れをし、
半月以上寝かし、そうして出汁と合わせて長い時間湯煎する。
それでも、醤油の味を持ち続けるような、
強くたくましい、醤油がほしいのだ。
だから、
実際に、汁を作ってみるまで、
よくわからないのが、正直な話。
でも、それを選ぶ基準というものはもちろんある。
ところが、そんなこだわりが、
かんだたの醤油選びの足を引っ張っているようだ。
なんて話は、また今度。
ちなみに、今使っている醤油との出会いは、
地元のものを使う大切さを気づかせてくれた、
大切な経験。
かんだたホームページの「瓦版より」をご覧あれ。
天然醸造醤油との出会い→こちら
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コメント
おはようございます。
いい醤油が見つかるといいですね。これぞ、というやつが。
ところで、下から三行目〈大切なな経験〉は、なが一つ多いと思いました。
ではまた。
投稿: 所沢太郎 | 2010年3月13日 (土) 02時05分
所沢太郎 さん、こんにちは。
いつも応援をありがとうございます。
しっかりと選びたいと思います。
「な」が多いというご指摘、ありがとうございます。早速修正しました。よく、見直さないといけませんね。
投稿: かんだた | 2010年3月13日 (土) 06時43分
お醤油選び、大変ですね。
私は単なる自家用ですが、ちょっとだけアチコチ試したことがあります。
自家用は、そのままの醤油を使うことが多いので、基本は余り辛くない(塩分)ものを選びましたが・・・
そこでで巡りあったのは、三重県の「はさめず醤油」でした。
そばつゆ用だとまた違った視点での選択になるのでしょうね。
胃を壊さないように・・・
早く良いお醤油と出会えると良いですね。。。
投稿: michi | 2010年3月15日 (月) 08時59分
michi さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
醤油もずいぶん違うものですね。
それぞれに特徴があり、
これは、マグロを食べるとき似合いそう、
あっ、これは、ヒラメがよさそう、
これは煮物にいいかもしれない、
などと、楽しんでいます。
私のそばに合う醤油を探すには、
まだまだ、試行錯誤が必要なようです。
投稿: かんだた | 2010年3月15日 (月) 23時26分