« 食べ姿の美しいお客様 | トップページ | そばを食べ易くする箸 »

2009年11月20日 (金)

箸の上げ下げ。

先日、あるご家族連れのお客様が
置いていってくれたもの。

Palilla

こちらこそ、ありがとうございます。

こういうものは、とてもうれしいもの。

小学校の3年か4年生ぐらいのぐらいの、
とても、行儀のいいお子様。
弟さんと一緒に、
そばを上手にお食べになっていった。

箸もうまく使って、
きちんとそばをつまみ上げて食べていた。
うれしいねえ、
小さいうちから、こういう食べ方ができるなんて。

箸というのは、
日常よく使っているので、
つい、気にしないが、
実は、箸の使い方は、
その人の素顔を見せるという。

ある料亭の女将は、
お客さんの箸の持ち上げ方一つで、
その客の育ちが解るという。

ある大会社の社長さんは、
焼き魚を上手に食べられない人間には、
経営を任せられないという。
箸すらまともに扱えない人間が、
他の人間を、きちんと動かすことなんか、
出来ないというのだ。

そういえば、映画にもなった、
漫画の「釣りバカ日記」で、
平社員の浜ちゃんと、
社長のスーさんとの出会い。
浜ちゃんがスーさんの魚の食べ方に、
文句を付けたからではなかったからか。

私は、子供の頃、
箸の使い方が悪いと、さんざん叱られた。
大豆を箸で摘んで移す練習を、
イヤイヤさせられたものだ。
おかげで、今では、焼き魚を、
まあ、それなりに、きれいに食べられる。

そばをおいしく食べるのにも、
この箸の使い方が大切。
上から、少しずつ、
手首を使わずに、
指の動きだけでそばを摘んで引き上げる。
そうして、ズズッと、
リズムよく召し上がる方が、時々いらっしゃる。

私なんぞ、つい、見とれてしまう。

たいてい多いのが、
そばを横からすくって手首を返し、
汁に入れる方。
こうすると、そばを口に入れるときには、
手首を使えないので、
なにやら、ぎこちない感じになる。

他にも、そばを箸でかき混ぜて、、、

いやいや、皆さん、
好きに食べていただくのが一番。

でもねえ、
私たちが何気なく、
いつも使っている箸。
これにはねえ、
千年以上にわたって、
磨かれ、工夫され、育まれた文化が詰まっているのだ。
だから、箸の使い方って、
もっと、大切にされてもいい気がする。

あらっ、箸なんて、、、
私のうちで使うのは、毎日フォークとナイフよ。
などという方もいらっしゃるかも。

でも、西洋料理で、
今のようなフォークとナイフの食事スタイルが、
一般の人にまで広まったのは、
せいぜい19世紀になってから。

日本の箸の歴史に比べたら、
ちょこざい、ちょこざい。

ほら、先進国と威張りながら、
未だに国民の大多数が、
手づかみで食事をしている国もあるでしょう。

おまけに、その国では、
台所のネズミを踊らせて喜んでいるのだ。

箸の文化を持っている日本は、
そんな野蛮な国のまねをしてはいけない。

えっ、ネズミじゃない。
「ミッキーマウス」っていうんだって?
マウス、、、、、って、やっぱり

ネズミだろう。

とにかく、箸を使って、
おいしくそばを手繰ろう。

→→→人気blogランキング

|

« 食べ姿の美しいお客様 | トップページ | そばを食べ易くする箸 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 食べ姿の美しいお客様 | トップページ | そばを食べ易くする箸 »