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2009年7月12日 (日)

日本の食べ物は、世界の水を使っている。

そば屋というのは、
水を大量に使う商売だ。
たくさんのお湯を沸かしてそばを茹で、
またまた、たくさんの水を使って、
そばを冷やす。

釜の湯は、しょっちゅう取り替えるし、
手を洗うにも食器を洗うにも、
とにかく、いつもどこかで、
水道の蛇口が開かれている。

四月と五月に行われた善光寺ご開帳。
おかげさまで、私の店にも、
いつもの倍近くのお客さまがお見えになった。

二か月に一度しかやってこない水道の検針の人。
メーターを見るやいなや、
店に駆け込んでくる。
「かんだたさん、どこかで、水が漏れてるよ!」

いえいえ、決して漏れていたわけではありません。
実際に、それだけ、水を使ったということ。

それで、仕方なく、
いつもの倍以上の水道代を払った。
、、、とほほ、、、。

水道代は痛いけれど、
水を存分に使える環境にいることは、
とてもありがたい。

世界では、
全人口の六分の一、
約十億人の人たちが、日常的に水に不自由しているそうだ。
そして、その数値は、
今後上がっていくと予想されている。

えっ、世界にはいろいろな国があるけれど、
日本は水が豊富な国、
関係ないよ、、、、
、、と思われるかもしれない。

ところが、
これは、私たちの食べ物と、
密接に結びついているのだ。

日本の食べ物の自給率は、
わずか40パーセント。
言い換えれば、日本の食料の60パーセントは、
外国から来ていることになる。

その外国で育てられた植物や家畜は、
その国の水を使って育てられている。
つまり、外国から食料を輸入するということは、
その国の水を輸入していることになるのだねえ。

ほんの、二年前には、
オーストラリアで干ばつがあり、
小麦の不作で、
うどんの業界が大騒ぎになった。

ほかの国の水事情や、
天気の様子に、私たちの食生活は、
おのずと左右されているのだ。
そうして、世界的な水不足に、
日本の食糧事情が影響を与えていることを、
やっぱり知っておかなければ。

地球上には14億キロ立方の水が存在する。
(一升瓶にすると、どのくらいだろう?)
でも、そのほとんどが海。
使おうと思っても、すぐに使えない。

淡水として存在するのは、その2.5パーセント。
しかし、その大部分は、
北極や南極などの氷河。
また、地下水として地面深くに存在したりして、
川や湖など、
我々がすぐに使える状態である水は、
その0.0007〜0.0004パーセントなのだそうだ。

しかも、その貴重な水の
汚染が進んでいるという。

豊かに水を使えるからこそできる、
おいしいそば。
そういう水に感謝しながら、
ズズッとそばを手繰ろう。

それにしても、
水道代、、、
痛かったなあ、、、、。


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コメント

水道代が2倍に跳ね上がったのなら 収入も2倍に・・・
喜ぶことでは     !

投稿: | 2009年7月12日 (日) 23時42分

名無しさん、こんにちは。
理屈の上では、そうなるはずなのですが、
いつもほとんどもうけがないので、
結局、あまり変わらない、、、、。

商売が下手のようです。

投稿: かんだた | 2009年7月12日 (日) 23時58分

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