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2009年7月 9日 (木)

はっきりとした味の「ゆかり切り」。

おとといの火曜日は、
恒例の「十割そばの夕べ」。
みなさんご来店、ありがとうございます。

今回の変わりそばは「ゆかり切り」。
実に味の分かりやすいそば。

Yukari

酸味のある味で、そばの甘みが感じられる。
不思議なことに、
この「ゆかり切り」を食べた後に十割のそばを食べると、
そばの味を強く感じる。
組み合わせの妙なのかもしれない。

中には、
「えっ、ゆかりってなんだっけ?
 俺の電話帳にも、何人か載っているけれど、、、。」
などと言われる方もいらっしゃる。

ゆかりとは、赤じその葉を干したもの。
梅干しと、一緒につけ込んだ赤しそを、
乾かして粉にしたものなのだ。

今回の粉は、自然食品店で手に入れたもの。
色がくすんでいるのが、
素朴な感じがする。

ゆかりは、古くから、魚の毒に効くとされてきたらしい。
サバなどの古い魚を食べた時に出る、
じんましんを防ぐとか。
総じて、アレルギー症状を軽減する働きがあるとか。
花粉症にもいいらしい。

そう、
みなさんの健康を考えて、
このような変わりそばをご用意している、、、
、、等と書けば、うさん臭くなる。

能書きなんて、なんとでもいえるものねえ。

それよりも、みなさんに、
楽しんでいただくのが一番。

かって、美食家であった作家の開高健は
「おいしい食べ物に出会うことは、
 新しい天体に出会うことに匹敵する。」
みたいなことを書いていたような、、。
(うろ覚え、、、)

たとえ、小さくともいいから、
そんな、新しい天体に出会えるように、
また、いろいろと試してみよう。


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コメント

こんにちは

「ゆかり切り」
きれいな色ですね。
「ゆかり」というのは、もともとは紫色の染め物に使う「紫草」のことですね。
   紫の ひともとゆえに 武蔵野の
            草はみながら あはれとぞ見る
(愛するひとりの人がいるので、その人に縁のある人はみな格別親しみを感じる)
という歌から、ひとの縁の「ゆかり」とも同義語に使われます。

>新しい天体に出会えるように
いい縁があるといいですね(^^)。

そういえば、「紫」と書いて「ゆかり」と読む女のひとがいたなあ…。

投稿: 黒豆 | 2009年7月11日 (土) 12時52分

黒豆 さん、こんにちは。

なるほど、「ゆかり」という言葉には、
そういういわれがあるのですね。
響きのきれいな、いい言葉ですね。

私も、食べるだけでなく、
知り合った皆様との縁を「ゆかり」として、
大切にしてゆかなくては。


投稿: かんだた | 2009年7月11日 (土) 22時50分

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