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2008年11月 7日 (金)

長野の楽しみ「えびす講」

今日は、暦の上では立冬。
いよいよ、秋から冬を迎えることになる。

さて、「手打ちそば屋 かんだた」のある、
権堂界隈も、歩いてみると、何となく華やかな気がする。
そう、アーケードに、「えびす講」の赤いのぼりが立ったのだ。

Ebisukou 「えびす講大売り出し」ということで、
商店街は、押すな押すなの大混雑と思いきや、
大変に歩きやすい状態になっている。

かっての長野で一番の繁華街も、時代の波に揉まれている、いや、埋もれかけているようだ。

ところで、この「えびす講」。
長野に来てから初めて知った。
東京でいえば、「お酉様」のようなもの。
善光寺近くの西宮神社に、
多くの露天が出て、
縁起物の熊手を売っているところは同じなのだ。
でも、長野の場合はそれだけではない。

昔は「えびす講」というと、
周辺の農家の人たちが、
一年の収穫を終え、冬を越す準備のための買い物をする、
一大イベントだったそうだ。
ほんの30年ぐらい前には、
このアーケードは、身動きできないぐらいの人で溢れたらしい。
様々の催し物もあり、地元の人たちにとっては、
一番楽しみな時だったようだ。

そうして、その楽しみは、
今でも続いている。

今や「えびす講」というと、
そっちの方のことを指すようになった。
商店街の売り出しのことではない。
本来の由来である、神社へのお参りのことではない。
大きな熊手を値切って買うことではない。

長野では、もう雪が降ろうという11月の終わりに、
盛大な花火大会が行われるのだ。
題して「長野えびす講煙火大会」。
今年も23日に行われる。

なんでこんな寒い時に花火なんだよ!
会場の河川敷に、
皆さん厚着をし、時にはストーブを持参し、
あれ、中にはコタツまで持ってくる人もいる、
そうして、寒さ除けをしながら、
夜空の花火を見上げるのだ。

商店街に「えびす講」ののぼりが立つと、
ああ、花火が近いのだなあ、、、
と、思う人が多いことだろう。

間違っても、あののぼりを見て、
ああ、新そばの季節なのだなあ、、、
と、思う人はいない、、、ようだ。

人影のまばらな商店街を抜けたら、
これまた人影の少ない、
路地裏のそば屋で、ズズッとそばを手繰ろう。


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