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2008年10月29日 (水)

株と映画「太陽はひとりぼっち」

ある映画の中でのシーン。

殺伐とした町並みの中にある証券取引所。
株が暴落し、多くの人がうなだれている。
それを見て、女が男に聞く。
「株で消えたお金はどこへ行くの?」
男が答える。
「どこへも。」
「損をしたということは、誰かが儲かっているんじゃないの。」
「そんなに単純じゃない。」

男はアランドロン。
女はモニカ・ヴィッティ。(きれいだ!)

映画は「太陽はひとりぼっち」。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の1962年の作品。

ずいぶん前に観たので、
既に、ストーリーさえ忘れてしまったが、
この、株についての台詞だけが、
どういうわけだけ、頭に残っている。

さてさて、株の暴落で、
世の中は大騒ぎのようだ。
私は、貧乏人で良かった。
株もファンドもやっていないから、
資産の目減りなんぞ心配をしなくていい。
希望をいうならば、私の借金も、
一緒に目減りしてくれればありがたいのだが。

株とか、投資の世界は、
理屈では分かるのだけれど、
なにか、しっくりこない。
この映画の台詞のような質問をしてみたくなる。
例えば、競馬であれば、
私が損をすれば、誰かが必ず儲かっているのだ。
ところが、株というのは、そうではないらしい。

私はそば屋なのだから、
そばを売って生きていくのだ。
そば屋がそば以外でお金を儲けようなんて、
「蕎麦」に申し訳ないような気がする。
安全で、おいしく、健康なそばを、
お客さまが食べて、喜んでいただき、
その結果として私が暮らしていける。
お互いが喜びの連鎖でつながるような、
商売がしたいものだ。

それにしても「太陽はひとりぼっち」という映画。
白黒の画面ながら、独特の寂寥感に溢れた映画だった気がする。
機会があれば、また見てみたいものだ。


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