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2008年3月20日 (木)

休みの日には他のおそば屋さんに。

昨日の定休日、久しぶりに他のそば屋さんで、
そばをいただいた。
いいなあ、他の人が作ってくれるそばって。
坐っているだけで、目の前に出てくるのだから。

うれしくって、ついつい、
汁も付けずにズズッと。
あれ、あっという間に無くなってしまった。
かなりの山盛りだったのに。

私は、皆さんのように、
「うまい」とか、
「まずい」とか、
そのそばの味を評価することは出来ない。
だって、そばは、なんでも「おいしい」のだから。

私もそばを扱っている人間。
そのそばが、
どのような粉で作られ、
どのような作り方をされ、
どのような扱いをされているのかは、
つい、無意識で探ってしまう。
客席からは見えない、厨房の中の作業まで、
見えてしまうことがある。

でも、そんなことは、
ささいなこと。
そばを、どのように楽しませてくれるのかが、
一番大切なことではないかなと思っている。

そば屋として、
そば打ちを覚えたての頃は、
よく、いろいろなそば屋に行っては、
悪口ばかりを並べていたなあ。

でも、やがて、自分もそうやって批判される立場でもあることに気付いて、
ちょっと、見方が変わってきた。
そばそのものではなく、
その店の姿勢、
そのご主人の考え方を読み取ることにした。
そうして、考えると、
皆さん、いろいろな工夫をされていることが分かってくる。

駅前や、観光地ののそば屋は、
一度にくる多くの人をこなすために、
そこそこのそばを、手早く提供する。
路地裏のそば屋は、
ちょっと寛げる雰囲気を売りにしたりする。
そば屋と言いながら、
小料理屋のような粋な料理を出すところもある。

それぞれのそば屋で、
その時々の物差しで、
そばを楽しむことにしよう。

たとえ、汁が自分の好みではなくとも、
薬味の出し方が気に入らなくとも、
頼んだ酒がアルコールが飛んでいきそうな熱燗だったとしても、
その店の姿勢が、何となく気に入れば、
たいした問題ではない気がする。

昨日のそば屋さん。
真面目なそばを出していただいた。
いい休日を楽しませていただいたと思う。

こう書くと、
私がずいぶん寛容であるように思われるかもしれないが、
時には、出されたそばを見て、
割り箸も割らずに、支払いだけしてして帰った店もある。

まだまだ、私は、修行中の身であるようで、、、。


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