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2008年3月18日 (火)

中国産そばの価格が上がる。

話にきいた、最近のそばの輸入事情。

国内で消費されるそばの、
八割近くは、輸入に頼られているそうだ。
その輸入のほとんどが、中国からのもの。

これは、まず、価格が安く入ること、
そして、距離的に近いこと、
比較的質のいいそばであることなどが、
理由のようだ。

その、中国産のそばの、
第一の魅力であった、価格のところで、
ちょっと、事情が変わってきている様子。

ここ二、三年、中国産のそば粉の値段が上がり続けている。
まあ、これは、それ以前が安すぎたのかもしれない。
でも、このために、乾麺などを作る製麺業者は、
苦しい思いをしている。

ところが、昨年暮れになって、
中国政府は、5パーセントあった、
輸出奨励金を打ち切る通告を出した。
中国は、以前は、食料の輸出国だったのが、
国内の需要の高まりとともに、
いまや、大豆やトウモロコシなどの輸入国。
食料の輸出を、お金を払ってまで奨励する必要が無くなったわけだ。

そして、年末ぎりぎりに発表された、
輸出関税の引き上げ。
そばは、輸出時に20パーセントの関税をかけられることになった。
はっきりと示した、中国の食料への取り組み姿勢。
これからは、食料を、輸出するのではなく、
自国の国民を守るために使うようだ。

さて、さて、慌てたのは、
今まで、全面的に、安い中国産そばに頼ってきた、
製麺業界のようだ。
中国は、共産主義の国だから、決断と実行が早い。
日本だったら、何年もかかるようなことを、
突然、やってしまう国なのだ。
そういう国に、業界全体がもたれ掛かっていたんだね。

たしかな話ではないが、
例の餃子事件以降、
中国では、農産物の検疫を強化したらしい。
特に、日本向けの。
おかげで、玄そばも検査に手間どり、
なかなか、日本に届かないそうだ。

そのために、他の国からの玄そばの価格が上がっているとか。
特に北米産が。

折しも、オーストラリアの干ばつがきっかけで、
小麦の価格も不安定になっている時期。
粉を扱う業界は、
今、さまざまな波に揉まれている。

まあ、今のところ、
国産のそばには、大きな変動はなさそう。
そういう粉を使う、手打ちそば屋で、
ズズーとそばを手繰ろう。


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