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2008年2月 7日 (木)

苦い味のチョコレート

スーパーでも、コンビニでも、
今の季節、チョコレートが山となって積まれている。

きれいなケースに入れられた、
おいしそうなチョコレート。
そう、バレンタイデーとか云う、
業界が、えいこらと作り出した習慣に、
皆さん乗っているんだね。

まあ、一つのお祭りだと思って、
楽しんでみるのもいいのかなあ。
でも、
私には、全く関係のないお祭り。
だいいち、私は、
甘いものが嫌いだし、、、
どうせ、贈ってくれる人はいないし、、、
それに、、、、
と、ひがんでみる。

ひがみついでに、
チョコレートについての、
ちょっと苦い話。

チョコレートは何から作られるのでしょう。
そう、原料はカカオ豆。

そのカカオはどこで作られているのだろう。
残念ながら日本では作れない。
もっと暑い、熱帯地方でしか出来ないのだ。
世界の生産の70パーセントを占めるのが、
西アフリカ諸国。

その生産農家は小規模なところが多く、
そこの子供たちも、農園で働く、
貴重な労働力となっている。

子供が家の仕事を手伝う。
そのことは決して悪いことではない。
でも、近年、カカオの価格が下がり、
労働条件は悪化している。

農園主らは、安い労働力として、
子供たちを買い入れて働かせるようになったのだ。
つまり、人身売買が行われ、
買われた子供たちは、
きつい労働を強いられていることが、
さまざまな調査から分かってきた。

素肌で殺虫剤や除草剤に触れ、
危険な刃物や機械を使わされ、
もちろん、学校へもいけずに、
長時間の労働をさせられる。

長さ二十センチほどの、
ラグビーボールのようなカカオの実は、
手で収穫せねばならず、
木の高いところに登っての作業もある。

そこで働く子供たちは、
そのカカオから出来る、
チョコレートを、
見たことも、食べたこともないのだ。

日本では、店頭に山と積まれ、
気軽に買って、
食べることの出来るチョコレート。
でも、その材料は、
原産地での、
子供たちの過酷な労働によって、
作られているのだ。

甘いチョコレートが、
少しは苦くなっただろうか。

もちろん、業界団体も、
改善を試みている。
でも、まあ、なにしろ、
業界のすることだからね。

せっかくのバレンタインデー。
あまり、難しく考えず、
お祭り騒ぎをすればいい。

どうせなら、
アフリカの子供たちの汗によって作られた、
きれいに飾られたチョコレートを食べるより、
日本の農家の人たちが、
努力をして作った蕎麦を、
素朴にズズッと、手繰ってみよう。

バレンタインデーには、
そばを食べよう!!!!

って、やっぱり薄いかな。

詳しく知りたい方はこちらへ、

ILO(国際労働機関)駐日事務所のページ。

チョコを選べば世界が変わる。チョコレボのページ。

時間のある方はこちらへ、

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