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2008年2月10日 (日)

てえへんだ、ご隠居さん。

「おおい、ご隠居さん。
 てえへん(大変)だ、てえへんだ。」

「おお、なんだい、熊さん。
 また、大変だなんて、大騒ぎして。」

「へい、てえへんなんで。」

「あんたの、大変ほど当てにならないよ。
 この前も、猫がネズミを捕ってきたぐらいで、
 あんなに大騒ぎして。」

「へえ、あの時は、
 あんなでっけえネズミなんて、
 見たことがなかったもんですから。」

「なに言ってんだい、まったく。
 でっ、今度の大変だ、は、何なのだい。」

「へえ、出たんですよ、やっとね。」

「幽霊にしちゃ、季節外れだな。」

「いや、そうじゃなくて。
 いつも年末にでるはずだったんですが、
 今回は遅いなと思っていたら、
 やっと出ました。」

「そうか、ボーナスが出たのかい。」

「違いますよ、ほら、あれですよぉ。
 去年のそばの出来具合の集計。
 農水省のホームページで、
 発表になったんですよ。」

「農水省って、去年は大臣が、
 コロコロコロと変わったところだろう。」

「へい、それでも、
 少しはまともなお役人がいて、
 集計がコロッと出ました。」

「そりゃあ、大変だ。
 さっそく見てみよう。」

大変なことかどうか、
分からないけれど、
去年の国内産の、そばの収穫量が発表された。

今回から、ちょっと統計の取り方が変わったが、
主な生産県の収穫量は、
一昨年をやや下回ったようだ。
これは、最大の生産地である北海道の、
天候不順のせいらしい。

それでも、北海道は、群を抜いた生産量。
主要な生産県の収穫高の、
約半分が、北海道なのだ。
以後、茨城県10パーセント、
長野県8パーセントと続いている。

それでも、
そばの作付け面積は増えているようだ。
その割に、
10アールあたりの収量が、
ずいぶん低い県があるのはどうしてなのだろう。
例えば青森県は、
作付け面積では長野県より広いのに、
収穫量は、三分の一なのだ。
別に去年に限ったことではない。

どうして?
統計のやり方の問題なのかなあ。

また、そばの栽培が盛んな鹿児島県が、
主要な生産県の中に入っていないのは、
なぜなのだろう。

日本のそばの消費量は、
玄そば換算で約12万トンといわれている。
去年の主要な生産県での収穫量は2万6千トン。
その他を合わせても、3万トンぐらいだろう。
ということは、自給率は25パーセントぐらい。
まだまだ、輸入に頼っているんだね。

日本の農家の人に、
もっと、そばを作ってもらうために、
国産のそば粉を使った手打ちそば屋で、
ずずっとそばを手繰ろう。

もっと、
ずずっと、ね。

農林水産省の統計ページはこちら。
http://www.maff.go.jp/www/info/bunrui/mono03.html

表の中から、
「平成19年産 そばの作付面積及び収穫量」
を、探して御覧下さい。

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