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2008年1月29日 (火)

そばをスペイン人に食べさせるには。

また、スペインの話。

スペインの食卓は、
とても変化に富んでいる。
生ハムばかりでなく、
さまざまな肉料理や、
パエリャをはじめとする、
野菜料理もある。
そして、魚や貝などの、
海産物が多いのも、特徴的だ。

Calamares これは、スペインの代表料理のイカのリング揚げ。
そして、この国の料理でうれしいのは、
生野菜が添えられることが多いことだ。

この野菜は、
ドレッシングを使わず、
酢とオリーブオイル、塩で、
各自が好きなように味付けするのがスペイン流。
シンプルな野菜の味が楽しめるのだ。

こういう、豊富な料理の中に、
日本のそばは、スペイン人に受け入れられるだろうか。

実は、ちょっと問題がある。

短い間だったが、
私がホームステイで滞在した家庭は、
とても、料理の上手なおばさんの家。
毎日、変化に富んだ食事を楽しむことが出来た。

でも、時々、スパゲッティなんぞがでる。
茹でたてを、
自家製のトマトソースを付けて食べるのだ。
ちょうどそばを食べるように、
各自の皿の上で、トマトソースを、
少しだけ絡ませて、スパゲッティをたぐる。
この方が、麺の味が分かるのだそうだ。
なるほど。

でもねえ、
そのスパゲッティ、
これでもか、、、、ぐらいに、
くたんくたんに茹でてあるのだ。

他の人にも聞いてみると、
どうやらスペインでは、
パスタなどは、思いっきり茹でてしまうらしい。

ある大学の研究室では、
日本のインスタントラーメンが人気なのだそうだ。
あるとき、日本人の学生が、
スペイン人にラーメンを作ってもらったら、
見事に伸び切っていたとか。

スペイン人は、
柔らかな麺が好きなのだろうか。

ということは、
スペイン人にそばを食べさせるときには、
そばを、溶けそうになるぐらい茹でなければ、
口にしてくれないかもしれないなあ。

パスタが茹で過ぎだと怒っていた、
語学学校の同級生のイタリア人。
彼の案内で行った、マドリッドのパスタの店では、
確かに、微妙なコシを残してあった。
でも、周りを見回すと、
何と、イタリア人ばかり。
こういうパスタは、スペイン人には受けないのか。

誰かが言っていたなあ。
麺のコシの話が出来るのは、
イタリア人と日本人だけだって。

スペイン人にそば。
単なる味の問題だけでなく、
微妙な感覚の壁を、
超えていかなければならないのだねえ。

そういう壁があるからこそ、
スペインは楽しいのだ。
っで、まだまだ終わらない、
スペインの話。


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