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2008年1月31日 (木)

固い頭が、文化を守る?

スペイン人は、かなり頑固だと思う。
そして、なかなか、
自分の非を認められたがらない。

傘で人を脚を突いておいて、
「ごめん、ごめん、
 ちょっと、傘が長いものだから。」

博物館でフラッシュを焚いて、
係員に注意されると、
「そう設定したのだけれど、
 カメラが勝手に光ったのさ。」

スーパーのレジで、
お釣りが足りないとお客が言うと、
「ちゃんと渡したわ。」
と譲らない。
もめていると、責任者が出てきて、
「レジのお金が合っているかどうか、
 数えて確認しろ。」
かくして、延々とレジの小銭を数えている間、
他の客は、列になって待たなければいけないのだ。

何と、効率の悪い頑固さよ。
でも、その頑固さが、
スペインの食卓を守っている気もする。

統計によると、
スペイン人の平均寿命は80.23才。
日本より、ほんの二年ほど短いだけだ。
インスタント食品や、
化学調味料をあまり使わない食事は、
スペイン人の寿命を、
どんどんと延ばしている。

昔ながらの食材、
調理法法に、こだわる人が多いのだね。
というより、
頑固でわがままに見える彼らが、
ストレスを持たずに暮らしているのが、
一番の理由なのかもしれない。

スペイン人の頑固さを見ていると、
我々日本人も、
もっと頑固になってもいいのではないかと、
思ってしまう。

私達が、昔から持っている、
生活習慣、文化、食べ物に、
もっと、こだわってもいい気がする。

スーパーで買った餃子に、
毒が入っていたって大騒ぎする前に、
どうして外国で作られた食べ物を、
我々が口にしているのか、
考えてみよう。
凍った食物を、ただ温めるだけの、
家庭料理なんぞ、
昔の日本にあったことだろうか。

遠い外国の人たちに、
私達の食べ物の安全が任されているなんて、
怖いよねえ。
自らが食べるものを、自分達で作らないなんて、
恥ずかしいよね。
自分達の国で、延々と築いてきた食文化を、
簡単に他人にゆだねていいのだろうか。

せめて、
頑固な気分で、
頑固な親父の作る、
手打ちそばを、
ズズッと手繰ってみよう。

って、やっぱりこれだ。

でも、頑固になるということは、
同時に、他人の頑固も認めてあげること。
自分だけ頑固になっても、
嫌われるだけだからね、、、。
それなら、スペイン人を見習って、
昼からたっぷりと、
酒とそばで、お腹を膨らまそうか。
ってね。


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