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2007年12月16日 (日)

カエサルは2000年以上前の人だけれど。

英語読みではシーザーと呼ばれる、
ローマの指導者だったカエサル。
彼は、人の心をつかむ技に長けていたそうだ。

彼の後半の人生は、
まさに戦いの中にあった。
数年におよぶ、今のフランスあたり、
当時はガリアと呼ばれていた地域を
平定するするための戦役。
その後、さまざまな行き違いから、
本国ローマとの戦いをはじめ、
ギリシャ、エジプトまで、
反対勢力を追いやっていく。

彼の戦い方は独特で、
何よりも、兵士たちの士気をあおり、
その、能力を最大限に生かす道を、
常に考えていた。
だから、かなり不利な状況の中でも、
そこを、乗り越えてきたそうだ。

それでも、彼の目の届かないところで、
兵士たちの反乱が起きたりした。
そんな時でも、カエサルが行って、短い演説をすると、
兵士たちは、自分達の行動を恥じ、
カエサルへの忠誠を誓うのだった。

そうして、
バラバラだった兵士たちの心をまとめ、
本来の敵へと、立ち向かうのだ。

このカエサルという男、
よっぽどのカリスマ性があったに違いない。

カエサルならずとも、
戦国時代の武将だって、
部下を思いのままに動かせるようにするには、
それなりの強い指導力がなければならないだろう。

今注目を浴びている、
ここ長野を舞台とした、
信玄と謙信との戦いもそうだ。

夜のうちに、兵たちを分散して動かし、
謙信の陣地を、挟み撃ちにしようとした信玄。
夕餉の煙の量から、敵の動きを読み取り、
陣地を残したまま、静かに河を渡り、
信玄の本陣を狙った謙信。

どちらも、しっかりとした統率力があったから、
兵たちが迅速に動いたのだ。

さてさて、
そば打ちにも、この統率力が必要になる。
、、、気がする。

何しろ、そば粉というのは、
気ままで、薄情で、怠け者なのだ。
ちょっと手を抜けば、すぐにサボるし、
やり方を間違えれば、自分の世界に籠ってしまう。

そんなそば粉相手に、
自信なげに、
ああしろ、こうしろと言ったところで、
そば粉は、思う通りに動いてくれない。

まして、
「長いそばになれ。」
と、頭ごなしに言ったところで、
「へっ、なにさ。」
という感じで相手にもされないのだ。

部下が思う通りに動いてくれない、
指導者のつらさよ、、、、。
えんえん、そばが切れてしまった、、、。

でもでも、ご安心あれ、
そば粉にも弱みはある。
その弱みを知り、
そこをカバーしてやることができれば、
そば粉は言うことを聞くのだ。

そうすれば、
ローマの強力な指導者であったカエサルのようになれる。
信玄にも、謙信にもなれる、、、
あくまでも、そば打ちの世界の中でのことだけれど。

かくして、
具体的なことを何一つ言わぬまま、
「そばが切れる」話は続くのだ。


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