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2007年10月21日 (日)

そば汁に歴史あり。

Misodare さて、「ながの・コナモン・フェスティバル」の協賛メニューとして提供している、「精進味噌垂れ 三百年そば」
 その味噌を絞っているところ。

 一升の味噌を三升五合のお湯でとき、
 三升になるまで煮詰めて、
 袋に入れて垂らす。

 と、古い本に書かれているそうだ。

 汁を見ると、醤油のような色はしているが、
 匂いは、味噌そのもの。
 火を入れずに絞ってもいいのではないかと思ったが、
 煮詰めることで、いくらか味噌臭さが無くなるようだ。

 さて、この汁に、辛み大根の絞り汁を入れて、
 そばを食べられていたのが、江戸時代の初め頃。

 やがて、この味噌垂れに、酒を入れ、
 かつお節で煮込んだ 「煮抜き」といわれる汁ができたそうな。

 なるほど、これで、ぐっとこくのある汁になったわけだ。

 やがて、醤油が出回るようになると、
 味噌垂れにとってかわった。

 江戸の中頃には、
 醤油、酒、水、かつお節
 で、汁を作ったと、書かれた本があるという。

 なるほど、これで、現代の汁に近付いて来たわけだ。
 でも、この汁は、かなりしょっぱそうだぞ。

 今の汁に比べると、何かが違う、、、。

 そう、
 甘味が少ないのだ。

 江戸は後期になってから、
 やっと、庶民の口に、砂糖が登場するんだね。
 この甘さは、人を虜にした。
 そうして、いろいろなところで、
 砂糖が使われるようになった。

 ほら、塩っぱかったそば汁にも、
 しっかりと入れてみよう。
 こうして、江戸の、
 そば汁の形が完成したのだ。

 ええっ、そば汁って、砂糖が入っているの?
 知らなかった、、、
 という方もおられるかもしれない。
 そう、砂糖のおかげで、
 しっとりと、そばに絡む汁が出来たのだ。

 でもね、この砂糖。
 実は、、、、、。
 という話は、続くのだ。


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コメント

くーっ、この蕎麦を食べられればこの話、何倍か楽しめるのになあ、と思った次第です。でも、仕方ない。砂糖の話の続き、たのしみにしてます。

投稿: 所沢太郎 | 2007年10月22日 (月) 01時44分

所沢太郎 さん、こんにちは。
この汁、けっこう好評ですね。
ただ、珍しいからだけなのかもしれませんが。
コナモン・フェスティバルが終わっても、しばらく続けてみようかなと思っています。

投稿: かんだた | 2007年10月22日 (月) 07時53分

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