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2007年10月23日 (火)

スペインには、お米を甘く煮たデザートがある。

メキシコの料理に「モーレ」というのがある。
黒褐色のとろりとしたソースで、
焼いた鶏肉などにかけて食べたりする。

このとろりとした色、
食べてみると甘辛く、
様々なスパイスの香りが混じり合っている。
このソースのベースになるのはカカオ。
そう、チョコレートなのだ。
ほかに、トマト、タマネギ、ナッツ類、
干しぶどう、ニンニク、コショウ、唐辛子、
などなど、たくさんの材料を混ぜ合わせた、
手間のかかる料理だ。
そして、もちろん、チョコレートにつきものの、
砂糖も入れられている。

スペインにも、
山ウズラのチョコレートソース添え、
なんて料理があるけれども、
案外、このモーレソースとの繋がりがあるのかもしれない。

さて、先日の続きで、
そば汁に入っている砂糖の話。
外国では、よほど特別なものでなければ、
砂糖は料理に使わない。
メキシコでも、砂糖を使う料理といえば、
この「モーレ」ぐらいだろう。

メキシコでは、インゲン豆を塩ゆでしたものを、
食事の付け合わせにする。
日本では、豆は甘く煮るけれど、
メキシコ人は、塩味の豆が好きらしい。
ある家庭に世話になった時に、
その豆を潰して、砂糖を混ぜたものを、
「あんこ」といってデザートに出したら、
完全なブーイング、絶対不評だった。

逆にこんなこともある。
スペインでは、デザートに米を食べることがあるのだ。
米を牛乳で、砂糖をたっぷり入れて甘く炊き、
冷やしてから、シナモンをかけて食べるのだ。
これには、私も、ちょっとビビってしまった。
甘いお米を食べるなんて、、、。

でも、何回か食べているうちに慣れてしまった。
人の先入観は、ともすると、
味覚の邪魔をするものだ。

ということではなく、砂糖の話。
とにかく、日本では、
料理に砂糖を使われることが多い。

肉じゃがなどの、煮物などにも使われる。
照り焼きにも、焼き肉、焼き鳥のタレにも使われる。
すき焼きのワリにも入れるし、
トンカツのソースにも使われている。
先ほどの豆だって、佃煮だって、
砂糖が入っている。

昔は、酒にも砂糖が入れられていたし、
漬け物にも使われることがある。
あっ、すし飯にも砂糖が入っている。
こんなに、普段に食べる料理に、
砂糖を使う国が、他にあるのだろうか。
だから、そば汁に、
たっぷりと砂糖が入っていても、
何の不思議のあるわけがないのだ。

こんなに、料理に砂糖を使っている国だから、
砂糖の消費量は、さぞかし多いだろうと思ったら、
欧米に比べると、かなり少ないらしい。
あちらでは、料理には使わないけれど、
お菓子にたっぷりと使うからね。

しかし、日本では、
その砂糖の消費量が、減る傾向にあるらしい。
これは、食生活が欧米化し、
普段の料理に、砂糖をあまり使わなくなったことも、
一つの原因らしい。
さらに、健康ブームや、ダイエットばやりで、
カロリーの高そうな砂糖が、
敬遠されていたりする。

だから、業界団体は、
お金をかけて、宣伝したりしているんだね。

たっぷりと砂糖を使っている、
そば屋の団体など、
表彰されてもいいくらいだ。
でもね、
「手打ちそば屋 かんだた」には、
その表彰状は届きそうもない。

だって、
「かんだた」のそば汁には、
砂糖を使っていないのだ。
なんで使っていないのかって。
それはねえ、、、、

あれ、もう時間がきてしまった。

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