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2007年10月26日 (金)

マヨネーズで食べるそば。

さて、そば汁の歴史をたぐってみると、
味噌を溶いて垂らした「味噌垂れ」がまず使われ、
その味噌垂れに、酒とカツオを加えて「煮抜き」ができた。

その後に、醤油が広まってくると、
味噌垂れにとって変わり、
砂糖やみりんが広まると、
酒の変わりに、それらが使われるようになった。

カツオ出汁に、醤油、砂糖、みりんのそば汁ができて、
約二百年の間、そばに馴染んできたのだ。

戦後になって、化学調味料なんぞが、
だいぶ使われるようになったり、
ワインビネガーなんぞを混ぜるそば屋もあるようだが、
基本的な組み合わせは変っていない。

う〜ん、このそば汁、これからどのように変っていくのだろうか。

例えば、そば汁にウスターソースを落としてみる。
ゴホンゴホン、
まあ止めておいた方が、、。

トマトケチャップを入れてみる。
ナポリタンとはいかないけれど、
ケチャップの味ばかりで、そばはどこへ行ったの。

マヨネーズをたらしてみる。
あれ、溶けないや。
マヨネーズにそば汁を少しずつ加えてのばしていく。
これで食べると和魂洋才、文明開化の味が、、、するわけない。

でも、もっともっと、
違った形の汁が出てきても面白いと思う。
ラーメンのように鶏ガラや豚骨ベースとか、
コンソメ味とか、いっそのことコーラ味のそば汁とか。

まあ、慣れ親しんだ味から変るのは、たいへんだ。
でも、戦後になって、食べ物の世界が大きく変わっているのに、
そばの世界だけは、基本的なところで、何も変わっていないようだ。

変わらないのもいいことなのか。
何となく、帰っていく場所というのか、
ほっとできる世界として、
残しておいたほうがいいのかなあ。

でも、そばというのは、まだまだ、
いろいろな可能性のある食べ物。
これからは、今までと違った食べ方が出てきても、
少しも不思議では、ない、と思っている。


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