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2007年10月16日 (火)

日本一のソバどころはどこ?

歌の文句ではないけれど、
青森駅は、まさに終着駅という感じのする駅だ。
3本のホームと、何本かの線路が、
すべて海に向かって終わっている。
本当に、ここから先はありません、
という感じなのだ。

昔は、ホームの先を海に向かって歩くと、
そこに、北海道行きの連絡船の乗り場があった。
若い時、私は何度かこの青森駅で列車を降りたが、
ついに、この連絡船に乗る機会はなかった。
北海道がよく見えるという話を聞いて、
津軽半島の先端、竜飛岬まで行ったが、
11月だというのに猛吹雪。
どうも、北海道に嫌われたらしい。

という訳で、私はまだ、
北海道には行ったことがない。
でも、私が行こうが行くまいが、
北海道は、日本のそばの、一番の産地なのだ。

この北海道で作られるそばの九割が、
「キタワセソバ」という品種。
これは、在来種から選別を繰り返して、
育ち方、草丈、粒の大きさなどが揃うようにし、
栽培しやすく、収量が多くなるようにしたもの。
平成元年に、北海道農業試験場で育成された、
新しい品種だ。

でも、広い畑でも、均一なソバが出来るので、
すぐに普及したのだね。

さてさて、北海道の中でも、一番広いソバ畑を持つのが、
幌加内(ほろかない)町。
何処にあるのと思って、地球儀を見るが、
やっぱり載っていない。
四角い北海道の、
真ん中より少し北へ行ったところのようだ。
ここは、寒いところ。
それも、半端ではない寒さ。
なにしろ、氷点下41.2度を記録した、
日本一寒いところなのだ。
ここで、作られるソバは、定評がある。

十勝の方へ下れば、
質の高いソバで有名な新得町、鹿追町がある。
さらに、江丹別や浦臼町、清里町、
一番北の音威子府(おといねっぷ)などの名があげられる。
ほかにも、たくさんのソバの産地があるのだ。

北海道のソバの魅力は、
何といっても、その、品質の安定性にあるらしい。
大規模な農場で作られ、
しっかりとした、乾燥施設、貯蔵施設もある。
栽培方法も研究され、
連作障害を防ぐための輪作も行われているそうだ。

広いソバの耕作面積を持つ北海道。
でも、その畑は、
ソバだけのために使われているわけではない。
ソバがその畑で育つのは、
3か月から4か月のあいだ。
その他の季節には、
麦が育てられたり、マメが植えられたり、
牧草などを育てるために使われている。
いわば、ソバは、裏作のようなもの。

でも、しっかりと、大切に、
ソバは育てられているのだ。

もうすぐ入って来るのが、
この北海道産の新そば。
私も、しっかりと、大切に、
とんとんとそばを作ることにしよう。


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