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2007年9月30日 (日)

嫌々ながら燗酒の試飲。

さあて、やっと夏の暑さが去って、
涼しくなってきた。
こういう季節には、虫の声でも聞きながら、
燗酒でも飲みたい気分。
残念ながら、店の中では、
虫は鳴いていないが、
しんみりと徳利を傾けるのもいいだろう。

今までは、燗酒用の酒は置いていなかったが、
ご希望が多いので、ご用意させて頂くことにした。
どうせ置くのなら、地元の酒、
長野周辺で造られた日本酒がいい。
そこで、自分で買ってきたり、
酒屋さんにサンプルをお願いするなどして、
数本の日本酒を味見することにした。

お酒に弱い私としては、
非常に辛い仕事。
顔を引きつらせながら、
真剣に味見をしたのだ。
えっ、ニコニコしていただろうって。
そ、そんなことはありません。(キリッ)

純米酒で、
長野地方の酒で、
昇り香があまり強くなく、
600円から700円ぐらいで出せる銘柄。
一本一本、実際に燗をして試してみた。

その酒がいいかどうかを試すのは、
ごく簡単なこと。
ある人に教わった方法だ。
何のことはない、
その酒を一升飲んでみることだそうだ。
一升の最後まで、美味しく飲めるのがいい酒。
一口二口は美味しくとも、
銚子の二三本で止まってしまう酒もある。
どんなに酔っていても、すっと入っていく酒が、
いい酒なのだそうだ。

だから、私も、一升飲んでみることに、、、、。

いえいえ、若い時ならまだしも、
今はそうもいかない。
酒造組合の試飲会にも、何回も行っているので、
だいたい、長野周辺の各酒造の特色は分かっているつもり。
だから、今回も、これにしようという、
心づもりはあったのだ。

ふむふむ、やっぱりこれだなあ。
これにしようかなあ。
と、その本命の酒に、心が傾きかかった時、
「まてまてっ!」と現れた、
無印のダークホース。
あれ、これ、なかなかいいじゃないか。

さて、日を置いて、
再びテイスティング。
今度は、銘柄が分からないようにして、
徳利を並べ選んでみる。
するとやっぱり、あの、ダークホースが、
一番に上がってきた。

純米酒は、冷やしてお飲み下さい、
と書かれていることが多い。
でも、しっかりと造られた酒は、
純米酒だろうが、吟醸酒だろうが、
温めて飲んでも美味しいのだ。

牧水や啄木が飲んでいたのは純米酒。
江戸時代のお侍さんが、キッと飲んでいたのも純米酒。
しっかりと燗をして飲まれていたはずだ。

温めると、冷たい時には気付かない香りが上がってくる。
特に、ヌカ臭くなる酒が多い。
香りを後付けしたような酒は、
「化粧を落とした飲み屋のねえちゃん」風となる。
まあ、好きずきだけれど。
アルコールを加えていない純米酒でも、
燗をしても、
しっかりと味と香りを残している酒を飲みたいなあ。

ということで、予想外の銘柄を置くことになった。
その銘柄とは、、、、。

あっ、時間が来たようで。では。


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コメント

お久しぶりです。
若穂の小林です。
今日マスターから御便りいただき「顔見たい」だって。
すいません。最近なにかとそちらに伺うことがないもので…。
昨年以来申し訳ないとおもっております。
燗酒?なんでしょう?
地元の銘柄?
月と田んぼの銘柄かな?でも香りとなると。
もうじきメッセの季節になりました。楽しみです。
実は今日、あの酒屋さんと一緒に飲みます。
彼は今年JCに入ってしまったため全然飲み会がないので
さみしい限りです。
ちなみに日記を最近書いております。

投稿: 小林 | 2007年10月 1日 (月) 12時35分

小林 さん、こんにちは。
お久しぶりです。
さて、私の選んだのは、どの酒でしょうか。
なんてもったいぶったりして。
メッセは18日ですね。
それまでには明らかになるはず、、、です。

投稿: かんだた | 2007年10月 1日 (月) 21時39分

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