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2007年7月 6日 (金)

Tレックスの食事風景

ものの本によると、
世界広しといえども、
食器を手で持ち上げて食べる民族は、
ごく少ないのだそうだ。

そう、我々はあたり前に思っている、
お茶碗のご飯や、
みそ汁のお椀を手で持って食べるのは、
実は世界的に見ても、
珍しい習慣らしい。

そうなのだろうか。

手に持ち易い焼き物が、
早くから普及したせいかもしれない。
また、器を手にもっていれば、
揺れる船の中でも食事が出来る。
だから、日本人にこういう習慣が伝わっているのは、
もともと、海の民であった証拠だ、、、
、、という主張する人もいる。

温かい丼のそばを召し上がったお客さまが、
スプーンが欲しいとおっしゃった。
ちょうどいいスプーンがないので、
レンゲを差し上げた。
聞いてみると、韓国から来られた方だという。
お隣、韓国では、スプーンを使うので、
食器を持ち上げないで食べるのが礼儀なのだそうだ。
そう、お隣の国でも、
そういう食べ方をするのだ。

先日もある定食屋で、
お茶碗を持たずに、
ご飯を召し上がっている方を、目撃した。
もう、四十代ぐらいの方だったが。

そばを食べる時にも、
そば猪口を手に持たないで召し上がる方も、
けっこう多い。
それもやっぱり、四、五十代の方が多いのだ。

なるほど、食べ方も、国際的な影響を受けているのかと、
喜ぶべきなのか。
日本人の伝統が失われていると、
嘆くべきなのか。

でも、そば猪口を持たずにそばを食べている姿って、
背中丸めて、
なんとなく、我が家の猫がエサを食べているような、、、。
せっかくのまっすぐなそばが、
曲がってお腹に入っていくような、、、。

いえ、そんなことは言ってはいけない。
手が不自由で、そうして食べざるを得ない方も、
中にはいらっしゃるのだ。

猫になって食べようが、
犬になろうが、オオアリクイになろうが、
テラノザウルスになろうが、
それは、お客さまのご自由。
でも、やっぱり、人間らしく、
美しく食べて頂きたいなあ。
できれば、日本人としてね。

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