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2007年6月10日 (日)

善光寺で映画「転校生」の上映会。

ここのところ、長野は雨ばかり。
それも、しとしと降る雨ならいいけれど、
雷とともに、コレでもかの勢いで降ってくる。
それで、少し小雨になったかな、、、と思うと、
また降り出したりして。
まるで気まぐれな女、、、、じゃない、
わがままな猫の目のような天気なのだ。

一昨日もそうだった。
夕方店を出た時には小雨だったのに、
善光寺に向かう表参道を登り始めると猛烈な雨。
ああ、この雨で、きっと今日は中止だろうなと思いつつも、
善光寺の三門まで行くと、三門は通行止め。
東側に回って、スタッフに聞くと、
一応やるつもりですとのこと。
善光寺の本堂の前に入ると、もう、二百人ぐらいの人が居る。
まったく、この雨なのに。

ええ、何の話かって。
この日、善光寺の本堂の前で、
大林宣彦監督の映画、「転校生 さよならあなた」が、
劇場公開を前に、公開されるのだ。
これは大林監督の代表作「転校生」のリメイク版。
今回は舞台は長野周辺となる。

昨年の秋にかけて、善光寺周辺などで、ロケが行われた。
その、長野で作った映画を、まず善光寺の仏様に見て頂こうという企画。
まさに、仏様が見やすいように、工事中の三門に張られたスクリーンは、
本堂の正面に向けられている。

やがて、雨が収まった頃、大林監督と主演の蓮佛美沙子の舞台挨拶が始まった。
観衆は500人ぐらいに増えていた。
大林監督も言っていたけれど、この映画、多くの長野の有志の人たちの協力で出来上がったのだね。

映画の中の長野の町並みは、また、変った感じがする。
映画ってものは、上手に撮るものだと、改めて感心した。
「手打ちそば屋 かんだた」のすぐ近くのアーケード通りが出てくるし、
男の子の家は、そこをちょっと入ったところ。
女の子の家は、参道にあるそば屋なのだ。

映画の途中から、また雨が降り始めたけれど、
カッパを着て、つい見入ってしまった。
これは、十代の若者を対象にした映画。
おじさんはつべこべ言わないことにしよう。

国宝の善光寺の本堂の前での映画会。
何が良かったって、あの場所で映画を見られたことだ。
歴史的な建物に囲まれて、見る映画というのも、
すごく印象深いものだ。
ここまでこぎ着けたスタッフの皆さんの努力をねぎらいたい。

雨は降っていたけれど、
映画を見始めてからは、まったく苦にはならなかった。
むしろ、その分、人が少なくて良かったのかもしれない。

こういう企画が、これからも、
たくさんあるとうれしいのだが。

映画「転校生 さよならあなた」はこちらを。
6月23日から劇場公開。

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コメント

 最近、この類の地方ロケっていうのか、地方を主舞台にしての映画、ふえてますね。地方からの誘致ってのもあるんだけど・・・ 手弁当下げてエキストラ、背中がチラとでもスクリーンに映ればおばちゃん大興奮、地元の若者達は自主上映会だってやっちゃう。これって、演歌界におけるご当地ソング?
 わが地元(近く)にも釣りバカがやってきました。海から遠く離れた山ン中に何故?それはヒロインの母親がその山ン中の、この映画の協賛企業に勤めているからなんだ。
 地方って何が何でも全面協力!力を合わせて成功させよう!
大ヒットさせるため県民こぞって映画館へゴー!って、健気なんだ。 それって、流行の地産地消?製作者としてそんな保険かけるなよ。と。
 もちろん、地元の熱意が映画のクオリティーとシンクロしている作品のほうが多いと思うけど・・・・・なんだかね。
 あっと、バッテリーという作品、まだ未見だけど多分佳作かも。
 それにしても、チラッと背中のおばちゃんDVDなんかも買っちゃたりして、メイキング・シーンにハマちゃん、スウさん、協賛社長のスリー・ショットありいヒロイン製品を手ににっこりいのいかがなもんでしょうか?

投稿: nao | 2007年6月11日 (月) 22時02分

nao さん、こんにちは。
映画「男はつらいよ」は、各地でロケが行われ、その各地の祭りや生活の様子を、さり気なく画面にしていましたね。
それも、長い人気の魅力の一つなのでしょう。
地方都市にとって、たとえわずかでも、自分の町が全国区で紹介されるというのは、めったにないチャンス。
だから、全面的に協力をしたくなるのでしょう。

でも、監督の情熱を、地元の人たちの情熱のほうが超えてしまうと、、、あれれ、、ということにもなりかねない。
監督を後押しする程度の情熱のほうがいいのでしょうね。

今回の「転校生」は、その点では比較的淡々としていたのではないでしょうか。
もちろん、地元のスタッフの人たちも、ずいぶんと協力をしていました。
映画というのは、どのみちどこかでカメラを回すのだから、ならば、身近でやってもらったほうが、楽しいかもしれません。
ただ、見なれた風景が画面に映ると、「あっ、あそこだ、ここはどこだ。」と気になって、内容に没頭できないのが欠点です。

投稿: かんだた | 2007年6月12日 (火) 07時16分

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