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2007年3月 8日 (木)

本末転倒のような、、。

ヨーロッパで流行ったという、日本人のジョークに、こんなものがある。

ある日本人が、観光旅行でヨーロッパを訪れた。
短い間に、たくさんの観光地を巡り、
そして帰っていった。
ある人が帰国した彼に訊ねた。
「ヨーロッパで、何を見てきたんだい。」
彼は、答える。
「それが、何も見なかったんだ。
 何しろ写真を撮るのに忙しかったからね。」

ヨーロッパの人たちにとって、団体で移動し、
写真を撮りまくる日本人の存在が、
奇異なものに写ったようだ。

写真は便利で素晴らしいけれど、
やっぱり、自分の目で、しっかりと確かめるのが、
本来の姿なのでろうね。

さて、そば屋でも、そばの写真を撮られる方が、けっこう多い。
昔だったら、店の技術を盗むつもりか、、、と怒った店主も居ただろうけれど、携帯電話にも、カメラが付いている時代、そんなことは言っていられない。

見ていると、なかなか、凝った撮り方をする方もいらっしゃる。
相方に、箸でそばを摘ませて、持ち上げたところを撮ったり、角度を変えて撮ったりと。
中には、そばを前にして、記念写真を撮りたいと、シャッター押しを頼まれる方もいる。

でもね、写真を撮っている間に、
せっかくのそばが、
みるみるツヤを失い、
伸びていってしまう。

せっかく、おいしく食べられるタイミングで出しているのにね。

「おい、あそこのそば屋のそば、どうだった。」
「いやあ、写真を撮るのに忙しくて、そばが伸びちゃったから、味が判らなかったんだ。」
というようなジョークが、
流行ることのありませんように。

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