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2007年3月 6日 (火)

今回は「ウグイス切り」

ウグイスというのは、かわいそうな鳥だ。
本来の自分とは違う鳥がウグイスだと思われ、
自分自身は日の目の当たらない存在なのだ。

梅の木にとまって、薄い黄緑色をした鳥。
あれが「ホーホケキョ」と鳴く張本人と思われてしまったのが、
ウグイスの不幸の始まり。
ウグイスは、スズメに似た、ごく地味な鳥。
人前にめったに姿を現すことはない。
それでもウグイスは、
自信を持って「ホーホケキョ」と鳴いていたのだ。

だけど、人の目など気にせぬ、
派手好きなメジロに、お株を取られてしまった。
ああ、あそこにとまっている鳥が、
あの、薄黄緑色の、愛嬌のある鳥が、
あの鳴き声の鳥に違いない。

そうして、本当のウグイスとは、
まったく姿形の違う鳥がもてはやされ、
ウグイス色などといって、
その「偽ウグイス」こと、メジロの色を、春の色ともてはやかしたのだ。

本日は恒例の「十割そばの夕べ」。
今回もたくさんの方に参加頂きありがとうございました。

今回は、梅匂う春ということで、「ウグイス切り」をご用意した。
そう、ちょっと薄緑色の、ウグイス色のそば。

Uguisu 写真ではよくでなかったけれど、
もう少しきれいな緑色のそば。
更級粉に、青マメのきな粉を打ち込んで作った。

きな粉は粒が荒いので、やっぱり、あまり細くはできなかった。
でも、きな粉が入ると、茹でた時に、とてもふくらみの多いそばで、なんだか量が増えたような感じ。
食べてみると、しっかりきな粉の味がする。
そばの甘味と相まって、またまた、不思議な食感となった。

「甘〜い」
「体に良さそう。」
などと、講評をいただいた。

それにしても、かわいそうなウグイス。
いまさらメジロ色なんて、変えられないだろうな。

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